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平祐奈、難病の役に。「自分の出演作を観て泣いたのは初めて」

暮らし

同世代の作品はほぼ観ている

平祐奈

――恋愛ものですが、友達との関係も響きます。親友役の優希美青さんとは、実際に仲良しだそうですね。

平:そうなんです。この作品の前にも共演していて、普段もご飯に行ったりしていました。それでまた親友役だったので、すごく仲良くなれて。リアルにできました。

――優希さんも同世代ですが、同世代の役者さんで、刺激を受けるライバルはいますか?

平:同世代の方の作品は観られるだけ全部観るようにしています。みんなはどんなふうに思いながら作品と向き合っているのかなと考えながら、勉強の一環として。学園ものや青春映画はだいたい観ています。

――なかでも意識する人はいますか?

平:みなさんです。私も頑張っているなかの一人なので、切磋琢磨しながら、この先も頑張っていけたらなと思っています。私は芸歴10年目ですが、一緒に共演した子が、ほかの作品に出ているのを観ると、すごく嬉しくて応援したくなりますし、また共演できるように、私も頑張ろうってなります。

最近はスタッフに同年代が

10万分の1

――この10年で、仕事の向き合い方に変化はありますか?

平:ちゃんと自分を見つめられるようになって、その上で、お仕事を考えられるようになった気がします。この仕事をしていると、出会う人が本当にたくさんいます。そのなかで、1人では生きていけないというのをすごく実感しています。

 いつも人に支えられているし、だからコミュニケーションって大切だなって。自分の思いとか、たわいもないことを話して、日常を共有するのって大切だなって。現場で学ぶことも、役を通じて学ぶことも多いし、毎回、一期一会だと感じます。

――一期一会。

平:はい。それに、毎回いろんな現場でいろんな方と出会うたびに、映画作りには、本当に大勢の方々が、携わっているんだなと感じます。そのなかで、お互いに成長して、また現場で再会できると本当に嬉しいです。最近、スタッフさんの中にも自分と同じ年の方がいらっしゃることが出てきたんです。

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