恋愛は仕事の敵か?入社3年目までの「恋と仕事の両立術」
では、どうやって恋愛すべきか
仕事をしながら、新しい出会いを自然な形で見つけることは簡単ではありません。学生時代の友人などに、社会人になっての近況報告もかねて、久しぶりに連絡をとってみると、そこから恋愛が始まった、という知人の話も多く聞きます。確かに、社会人経験を積んだことで、相手の違った一面も見られますし、学生時代とは違った有意義な時間になります。
また、現状のWithコロナ社会ですと、食事や飲み会はなかなか実施しにくい状況ですから、マッチングアプリも有効な出会いの手法です。「恋愛」や「結婚」にとらわれ過ぎず、新たな人脈形成や趣味を通じての出会いの機会を積極的に増やすと、良い恋愛対象にも巡り会えるでしょう。
今、交際相手がいる方は、まずはその存在に感謝することが大切です。学生時代からの交際相手と結婚した知人もいますが、学生時代からの付き合いであれば、学生時代の想い出を共有したり、就活を共に乗り越えてきた大切なパートナーであるため、まずはしっかりと相手と今後について向き合うことが必要となります。
一方で、社会人3年目までの期間においては、一度立ち止まって考える良い機会でもあります。なぜなら、社会人になったことで、新たに仕事観が形成されたり、価値観が変化する可能性があるからです。
私の知人で、互いが社会に出たことにより価値観が新しく形成され、その結果、円満に別れを決断し、別々の人生を歩んだことによって、お互いに仕事もプライベートも充実させられることができたという方もいます。仕事観や価値観を共有し、相互理解を深めましょう。
社会人3年目までの経験が人生を変える
パートナーを想うあまり、新たな出会いや人脈形成の機会を逃すことは良くありません。長い人生において、仕事と恋愛は切り離して考える事柄ではなく、どちらもが相乗効果を発揮し、より良い人生に繋げていくことが大切です。これは、結婚してからも同様で、これからの時代はワークライフインテグレーションが求められます。
社会人3年目までの期間は、今後の人生を変える大変重要な期間です。仕事で実績を積み重ねることはもちろん、プライベートでも大切に想える存在が見つかることで、前述しましたような好影響が生まれます。価値観や仕事観も一致したお相手と巡り会い、結婚に至るケースもたくさん見てきました。
仕事と恋愛はどちらも大切です。二者択一で考えず、どちらも大切にするスタンスで臨み、入社3年目までの期間を充実した時間にし、その後の長い人生においてプラスになる時間としましょう。
<TEXT/エン婚活エージェント 間宮亮太>