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リモート社会の孤独問題に「ぬか漬け」が効く?タイム・ヌカードとは

学び

肝心のキュウリの味はどうだったのか…

ぬか漬け

Tomy:で、味はどうだったの?

岡シャニカマ:抜群に美味しかったです。自分のために時間を使った分だけ、キュウリも人生も味わい深くなっていくような錯覚を覚えます。

ぬか漬け

Tomy:素敵じゃない! で、ギターの方は?

岡シャニカマ:こんな感じです。(実演中)

Tomy:うーん、あとキュウリ10本分は練習が必要そうね。

Tomyの総評「自分の人生は自分で味付けできる」

 自分のために頑張った時間だけキュウリに味がつく、これってまさに自分の人生に味付けをするようなものよね。アテクシも文章を書く仕事をいただくキッカケは、個人で始めたブログだったのね。別にお金なんてもらってなかったけど、それをしていくことで自分の人生が変わったし、豊かになったと思うわ。

 アテクシは運良く「やりたいこと」がすぐに見つかったけど、そんな人って多くないから、こういう「ぬかに釘」と思えるようなアイデアでも、面白半分でやってみることがとても重要なのよね。みんなも騙されたと思って人生の味付けに挑戦してみて!

まとめ「“ぬか喜び”でもないよりはあったほうがいい」

 今回の企画で「孤独問題」や「コロナ鬱」で苦しむ人が全員救われるとは思いません。

 でも「自分の努力が美味しいぬか漬けになって返ってきた!」という喜びって、みなさんの想像より遥かに大きいものです。それはどんなに下手な料理でも、子供が一生懸命作ったものなら親は美味しく感じるのと同じ。

 どんな「ぬか喜び」でも、ないよりはマシなんです。自分の人生を経営するのは自分なんですから、頑張った自分には、頑張ってもらった自分から報酬をあげればいいよね。そんなふうに思いました。

<TEXT/岡シャニカマ 協力/大阪大学原田研究室

1995年生まれ、人間の1000本プランナー。新卒でアカツキに入社。19年に株式会社人間へアルバイト採用され、「有給浄化」など数々の案件で企画・ディレクションを担当。入社試験では「人間島流し」と称して佐渡島へ渡り、10日間で1000企画作った

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