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有名インフルエンサーのステマ事情「1回で1000万円動くことも」

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ステマはリスクと隣り合わせ

 りんか社長の会社にも広告代理店やメーカーからステマの依頼が多く来るようだが、インフルエンサーとして長く活動を続けたければ、「ステマは絶対にやるべきではない」と断言する。

「フォロワー数というのは信頼を数値化したもの。その信頼が元になって企業からもお仕事をいただけるわけで、ステマはフォロワーにも他の企業さんにも失礼な、裏切り行為です

 インフルエンサーとしての寿命を縮めることになるし、それまでの労力や将来を考えたら、まず割に合わない。私の会社では最初に『リスクを考えたら、必ず#PRを付けてください!』と何度も言って、その理由も教えていますが、インフルエンサーには驚かれますね」

 ステマ行為が大炎上に発展するケースは氷山の一角とも言えそうだが、仮に本人に悪意がなくても悪質な商材の宣伝に利用され、インフルエンサー人生を棒に振る可能性はある。

嘘をつき続けるのは難しい

ステマ

「ステマ行為はインフルエンサー同士なら尚更ですが、見る人が見れば正直なんとなくわかっちゃう話で。SNSとかで嘘つくのって一見簡単そうですけど、結局いろんなところでボロも出ます。

 特にインフルエンサーは芸能人と違い、視聴者との距離感が近い人ほど人気を得られる。でもその距離感の近さのあまり、ステマに対する意識が欠落しがちだし、嘘もバレやすいんです

 また、同業者同士の場で自分のステマ行為について明け透けに話されることも珍しくないようで、インフルエンサー同士が敵対的な関係になった際、そんな裏話がネタにされてしまうこともしょっちゅうらしい。

「YouTubeではPR動画のガイドラインが整備され、いまはPR表示が動画内に出せる仕様になっているので、ステマ行為がこれまで以上に厳しくなりました。ただ、広告代理店などと、インフルエンサーが直接SNSのDMなどでやりとりできる限り、たとえ事務所に所属していてもステマ案件の取引自体は簡単に成立するし、今後も完全にはなくならない。インスタやTikTokも本来は<#PR>をつけたり、動画内でPRだと言及したりする必要がありますが、大半は伝えていませんね」

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