「仕事が進まない」テレワークの悩みを解決する2つの方法
こんにちは、Shinです。元戦略コンサルタントで、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定などに取り組んでいます。今日のテーマは「“強制的時間制限”で生産性を最大化してみる」です。
テレワークの問題「時間のわりに仕事が進まない」
コロナで在宅勤務が長いこと続いている人も多いと思いますが、その中で多くの人が直面している問題が「集中できない」「生産性が下がってしまう」というものです。
移動や雑談がなくなることで、作業時間という意味では増えています。なので、単位時間当たりの生産量が同じであれば、作業の生産性は増すはずです。
ただ、周りを見渡してみると「時間は増えたけど集中しづらくなった」「時間のわりにやっていることが少ない」という悩みを抱えている人が多いんですよね。
なぜ、そのようなことになってしまっているのでしょうか。「周りからの監視の目がない」「上司からの指示出しが不明瞭」なども、あると思いますが、もっとも大きな要因は「時間区切りを作れないこと」ではないでしょうか。
時間区切りがなくなり、生産性が低下
会社で働いているときは、会議室への移動や同僚との軽い雑談などで、ある程度仕事の切れ目があったのですが、リモートワークになるとそれがなくなってしまいます。人は時間の区切りがあると「そこまでは集中してやろう」となるのですが、時間区切りがなくなると、だらだらしてしまったり、無関係なことに手を付けてしまったりして、結局仕事が進まなくなってしまうのです。
30分後に会議がある、2時間後に同僚とランチの約束がある、16時から顧客と打ち合わせがあるなど、会社で働いている際は強制的に区切りがありました。それがすべてオンラインになってしまった結果、区切りがあいまいになり、集中力が低下してしまっているのです。
これが積み重なっていくと、どんどん生産性が低下していき、「あの人、リモートになってから何やってるかよくわからなくなったよね」というような評価を受けてしまうことになってしまいます。