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上司に一目置かれる!文章が急に上手くなる「5つの心理効果」

学び

 入社したばかりの2人の新入社員。この2人には、共に成績が良好で、共に人柄も良く、共に将来の夢と希望に満ち溢れているという共通点がありました。

社員

※イメージです(以下同じ)

 しかし、同じ能力を持った2人にも、違うことがひとつだけありました。1人は、提案や企画が次々に採用される。もう1人は、提案や企画をいくら提出しても、上司にまともに読んですらもらえない。

 何が違ったのか。いったい何の差が彼らの違いなのか。あなたも不思議に思いませんか? 持って生まれた知性や才能、努力の違いではありません。1人がやる気があって、もう一人がやる気がなかったわけでもありません。2人の違いは、「文章での伝え方」にあったのです。

 そこで『稼ぐ人の「超速」文章術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者である中野巧さんに話を聞いた。中野さんが生み出した、結果と共感を生み出す独自の文章術「エンパシーライティング®」は、トヨタやソニー、三菱UFJ銀行などの社員や幹部も活用しているという。文章が急に上手くなる「5つの心理効果」とは──

文章と関わる「人間心理」

 文章を読むのは人間。当たり前すぎることですが、人間が読むからには、そこに「人間心理」が密接に関係してきます。ここからお伝えするのは、文章に効く「5つの心理効果」。

 カタカナが多いですが、身構えることはありません。知ってみれば、あなたが日常で体験している「あるある」ばかりです。その状況を具体的にイメージしながら読み進めてください。

◆ 文章に効く「5つの心理効果」
1:プライマシー効果(初頭効果)
2:リーセンシー効果(最新効果/親近効果)
3:「見出し効果」
4:ツァイガルニック効果
5:ハロー効果

 の「5つの心理効果」をお伝えしていきます。変わることのない人間心理をあなたの文章に取り入れて、人を動かす文章にお役立てください。

1:プライマシー効果(初頭効果)

デスクワーク

 私たちは文章を読むとき、第一印象(最初に覚えた単語/最初に触れた単語)に大きな影響を受けています。これは、「プライマシー効果(初頭効果)」と呼ばれる心理効果です。

 たとえば、提案書や企画書、ブログやメルマガなど、タイトル(件名)で興味を引くことができれば、「プライマシー効果」で、印象に強く残り、本文の精読率がアップします。

 逆に、タイトル(件名)で興味を持ってもらえなければ、本文を読んでもらえず、どんなに本文に素晴らしいことが書いてあっても、存在しないことと同じになってしまいます。あなたの文章の第一印象を、読み手はどう感じますか?

「プライマシー効果」だけでも十分に効果的ですが、次の「リーセンシー効果」と組み合せることで、あなたの文章はさらに強力になります。

稼ぐ人の「超速」文章術

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