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ジャルジャル後藤淳平に聞く。『めちゃイケ』レギュラーでも「ブレイクしてない」

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「何事も人と作り上げている」という意識が

ストリップ

「1回のオンエアのために、そんなに時間をかける?」

――実力のあるベテランの先輩たちの姿を見ていて、余計にそう感じたのでしょうか。

後藤:そうですね。もともといるメンバーの方たちはすごい方たちばかりですから。『めちゃイケ』ではひとつの企画に対して向き合う熱量が、スタッフさんも、演者さんもどの番組よりもすごい。「1回のオンエアのために、そんなに時間をかける?」っていうくらい。妥協しない姿勢が、すごく勉強になりました。

――下積み時代から振り返ってみて、仕事人として、どういったことを大切にしていますか?

後藤:僕らが何かやるとき、今なら協力してくれる人たちがいる。僕らだけではできないんです。自分たちが楽しいのはもちろんですが、誰かがストレスを抱えていたり、しわ寄せがいっている状態だと、物事全体が上手く運ばない。

 やっぱり何事も人と作り上げているので、昔は自分たちだけでやっていたことも、今は色んな人とやることになった。この人は得意なこの分野をお願いして、「君はこれを」と適材適所、分散させてやっていけるのが、いい状態だと思います。

私生活では27歳で結婚。決め手は?

――本作では勇太と恋人の関係も描かれますが、勇太は彼女をかなりないがしろにしています。一方、後藤さんは早くに結婚されていますよね。

後藤:よく「結婚はきっかけだ」みたいに言って、「仕事でここまでいけたら」と思ったりしますけど、きっかけなんて結局ないんですよ。だからお笑いと一緒で、「今後もずっと一緒にいるんだろう。それならいつ結婚しても一緒やん。なら早めに結婚しよか」と。

――すごい。一生一緒にいると、なぜ思えたんでしょう。

後藤:なんだったんでしょうね。その相手がいない生活というか、人生は想像できへんなと思ったんですよね。そやったらもう、きっかけを待つんじゃなくて、そう思った瞬間に、今日にでも結婚したほうがええやんと。

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