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元ANAパイロットの人事課長に聞く「異業種転職を成功させるコツ」

学び

SNSで広がるコミュニケーション

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「本当に激動の2年間だった」と語る、西島さん

――西島さんは会社以外のところでコミュニティを作っていたり、SNSで情報発信などをしていますが、個人で活動する価値は何でしょうか?

西島:大きな価値としては、自分に情報が集まりやすくなること。人事業界のなかで自分のキャリアを考えたら、正直そんなに大したことしていないと思いますが、積極的に情報発信をすることで繋がりがたくさん増えました。ツイッターも開設してからまだ2年くらいですが、本当に激動の2年間でした。実際、今の上司との出会いもツイッターだったので、不思議な感じはありますね。

 人事としての観点で言うと、ツイッターで学生との接点が持てるようになりましたし、個別でメッセージもたくさんきます。「第一志望から内定もらいました」「あの時はお世話になりました」ってお礼や報告がきたり、会社とはまったく関係ないところで評価されるっていうのはまた別の嬉しみがあります。

⇛インタビュー後編<面接官が遭遇した“残念な人”の特徴とは…老舗メーカー人事課長に聞く>に続く

<取材・文/黒岩秀利>

【西島悠蔵】
パイロット、キャリアアドバイザー、人事職を経て、現在は、老舗の皮革商品製造メーカーの人事課長となる。地方や海外に住む学生のためのオンライン就活サービス「オンライン就活」の運営を務め、オンラインキャリアセミナーを開催。Twitter:@NishijimaYuzo

大学卒業後、ロンドンでフリーライターとして活動。帰国後、大手広告会社で、求人広告の記事制作に従事。現在はフリーランスとして、Webライターの他にも、編集、ディレクションなどをやっています

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