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初めて証券口座を開くならどこ?投資のプロのおすすめは…

コラム

手数料だけで1万円以上差がつくことも

 実際に総合証券最大手の野村証券と、同じくネット証券最大手のSBI証券を比較してみると、

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野村証券:1万2188円(税込)
SBI証券:535円(税込)

※100万円相当分購入時の買付手数料
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 となっており、手数料の面から言えば確かにネット証券がおすすめと言えます。

 ちなみに「みずほ銀行なら、みずほ証券」といった具合に、自分がすでに持っている銀行口座と証券口座は一致させたほうが良いのか。この点に対しては、「入出金手数料の割引、資産の一括管理などの利点はあるものの、メリットはそれほど大きくはないため、手数料の実額重視で選んだほうが良いですね」と、Hana♪ママさんは回答。

「もし連携を気にする場合は、まずは証券口座を開設した後に、提携している銀行の口座開設をするという順序がおすすめです」

おすすめのネット証券会社は?

SBI証券

※画像はSBI証券公式サイトより

 では、数あるネット証券の中でのおすすめはどの証券会社なのでしょうか。

「こだわりがない場合は、SBI証券を検討してください。比較項目としては、取扱商品の種類、取引手数料、操作性・機能性、ツールの充実度、アプリの使いやすさなどがあります。ただ、初心者は取引手数料とアプリの使いやすさを重視すると良いでしょう。SBI証券は全体的に高評価でバランスが良く、顧客満足度も高い。口座開設数も最多で、初めて開設する証券口座に向いています。

 次点としてはアプリの使いやすさと取引ツールの機能性、楽天ポイントと連携もしている楽天証券も人気があるとのこと。ただし、SBI証券もTポイントとの連携(投資信託買付)を行なっているため、自分が普段活用しているポイントに応じて選ぶといいでしょう」

 もっとも、口座開設は無料でできるうえ、後日、他の証券会社でも開設するなど複数口座を持つことも可能。最初の口座は気軽に開設して問題ないようです。

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