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警察官が使う「お札」って何のこと?警察のウラ用語

コラム

A. 就寝中を狙った侵入窃盗

 住居や商店などに侵入して窃盗をする侵入窃盗。その中でも、住人が留守の間に侵入することは「空き巣」と呼ばれ、住人の在宅中の侵入窃盗を「居空き」、就寝している夜間を狙うことを「忍び込み」と言います。

 この「忍び込み」を略して「ノビ」と呼びます。警視庁の発表によると、住宅への侵入窃盗の発生件数はここ数年減少傾向にあります。

 2000年頃、ピッキングと呼ばれる開錠方法による侵入窃盗が爆発的に増加した時期がありましたが、現在はピッキング対策が広まっていることも大きいようです。

 ノビの手口として多いのが、無施錠の窓や玄関からの侵入です。逆にいえばキチンと施錠をしていれば、大半の被害は防げるということ。「うちの周りは平和だから」と油断せず、就寝前に施錠の確認をすることが大切です。

<TEXT/bizSPA!取材班 モデル/吉野七宝実(SPA!DOL)>

※参考:『警察用語の基礎知識 事件・組織・隠語がわかる!!

bizSPA!フレッシュ編集部の記者(編集者)が、20代のビジネスマン向けに、気になる世の中の本音や実情を徹底した現場取材で伝えます。

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