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「お酒は好きだけど“会社の飲み会”は嫌」20代社員の真っ当な主張

暮らし

 モノ消費・コト消費の両面において、何かと“若者離れ”が叫ばれる昨今。なかでもよく耳にするのが、“若者の酒離れ”。しかしながら、厚生労働省による「平成29年国民健康・栄養調査報告」の年齢別データを見ると、20代だけではなく、30代も40代も酒の消費量は低下しつつあります。

飲み会

※画像はイメージです(以下、同じ)

 若者はいま、本当に酒を飲まないのか? 20代のビジネスマンに話を聞きました。

社内の飲み会には、参加しません!

 自他共に酒好きを認めるケンタさん(仮名・28歳・不動産・年収550万円)は、週5ペースで酒を飲んでいるのだとか。

「外で飲むときは居酒屋や立ち飲み屋がメインで、1~2時間程度でサクッと。月に3万~4万円ですね。自宅では、トリスでハイボールを作って、風呂上がりに飲んでいます。月に700mlのボトル1本くらい消費します」

 個人ではほぼ毎日飲んでいるようですが、会社のつきあいはどうしていますか?

「社内の部署飲み会には、ほぼ参加しません。歓送迎会・上期下期の決起会・忘年会など、年に5回くらいありますが、一応顔出すのは下半期の決起会だけ。こちらは50人規模で、忘年会は300人ほど。新卒のうちは行きましたが、4年前から行かなくなりました」

 その理由は何なのでしょうか。

「端的に言うと、コスパが悪いからです。あたりさわりのない会話ばかりで生産性がないのと、“本部長にゴマをする会”になっているので。上司は、本部長の前に美人社員を並べてヨイショ。しかも、参加費が毎回5000円かかる。2時間拘束されて、時代遅れな自慢話聞くのは耐えられないと思ってしまいます」

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