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中国発「新型肺炎」の感染をどう防ぐか?8つの疑問に医師が回答

3. 普通の生活をしていてもいいのか?

マスク

※イメージです(以下同じ)

 現時点では、感染者の多くは、武漢市滞在者か、そこで感染した人と接した人です。日本に住んでいる人が、現時点でパニックになる必要はなく、冷静に対処いただければと思います。

 過剰に心配することなく、マスク利用や手洗いの徹底などの通常の感染症対策に努めれば十分でしょう。

 また、自分自身がよく寝て、よく食べて、元気でいることが大切です。感染しにくくなりますし、感染しても、重症化を避ける効果はなくはないでしょう。反対に、日本(住んでいる地域)で、人から人への感染が確認できたときは、国の指導にしっかり従いましょう。

4. どうやって感染するのか?

 今回のような新たなウイルス感染症が発生した場合、動物から人に感染する段階と、さらに感染した人から人に感染する段階の2つに分けられます。

 人から人へ感染する場合、大切なのは、その感染経路(感染形式)です。人同士で感染しにくいほうから言うと、接触感染(胃腸炎や多くの性病など)、飛沫感染(一般的な風邪、季節性インフルエンザなど)、空気感染(結核など)があります。

 イメージとして、接触感染は、感染源となる汚物(便や嘔吐物)を触った手で口の周りを触ったり、家庭内に感染者がいる場合、同じタオルを洗面所で共有したりすることでうつります。

 飛沫感染は、くしゃみやせきで飛ぶ飛沫物で感染るとされています。空気感染は感染力が強く、感染力のある人と同じ空間(会議室や新幹線の車両)を一定時間共有するだけで感染リスクがあります。

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