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「危ない副業」にハマった29歳、処方薬の転売で月数万円

コラム

 ブログアフェリエイトやネットせどりといった個人で行える副業が人気を博しています。皆さんの中にも本業とは別にお小遣い稼ぎ程度の副業に勤しんでいる方も多いのではないでしょうか。しかし、世の中には思いもよらぬ方法で収入を得る不届き者が増えてきているようで……。

処方せん

※画像はイメージです(以下同じ)

処方薬を転売する違法な副業

 関西在住の福本健介氏(仮名・29歳)は製紙工場に務めるかたわら、処方せんが必要な薬(処方薬)の転売で収入を得ています。当然ながら医師に処方された薬を第三者に譲渡する行為は違法。

 しかし簡単に収入が得られるため、処方薬の転売をやめることができなくなっているそうです。手を染めるようになったのは5年前。自身がある精神疾患を患ってからでした。

「当時は向精神薬や睡眠薬など、合わせて6種類くらいの薬を毎日数十錠程飲んでいました。が、段々とそれでは足りなくなってきてしまい、病院をハシゴするようになったんです。

 そんな時に自分が飲んでいる薬をネットで調べていたら、掲示板やSNSで高値で取引されていることを知りました。それ以降、欲に目が眩んで、多めに薬をもらって、余った分を転売するようになりました」

 福本氏によると、薬の転売で得られる利益は1シート約2500円。月に数十シートを転売して数万円ほどの収入を得ているそうです。

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