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20代が悩む上司との「飲み会マナー」論争。お酌の作法、ラベルの向き…

学び

いつも平行線。飲み会論争は風物詩に

飲み会

 杉浦さんとベテラン社員が毎年のようにぶつけ合うことで、社内では「またやってるよ」と言われるほどの年末の風物詩になっているとか。時には周囲も巻き込んだ意見のぶつけ合いに発展することもあるそうです。

 ただ、杉浦さんはの忘年会のやりとりに不毛感を抱きつつも、それなりの価値を感じているといいます。

「正直、友達と飲んでいても真面目に『飲み』について意見を交わせる機会ってないんですよね。僕よりも一回り以上も年齢が離れている人と、お互いの価値観を比べられる貴重な場だと思います。もしかしたら、ベテラン社員もそれを感じていて毎年、隣に来てくれるのかもしれません。

 周りから見るとただただ面倒なだけかもしれませんが(笑)。とはいえ、いつも同じやりとりだといい加減、マンネリなので、今年の忘年会は去年よりもけんか腰を緩めてじっくりと『飲み会談義』ができればと期待しています」

特集・忘年会にまつわるエトセトラ

<TEXT/藤冨啓之 イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

WEBコンテンツ制作会社「もっとグッド」代表取締役。ライター集団「ライティングパートナーズ」の主宰も務める。オウンドメディアのコンサルティングのほか、ビジネス・社会分野のライターとしても活動

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