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「合コンでは職業を逆詐称」タワマン起業家女性が語る、息苦しさの正体

ビジネス

女性起業家が感じる息苦しさとは

 大神さんが恋愛のプライオリティを低めに置く理由として、仕事の忙しさがあります。

「実際、忙しいのであまり時間を取れないんですよね。今は仕事が一番楽しいので仕事優先の節はあります。結果、デートが後回し後回しになって付き合ってもなかなか続かないんです(笑)」

 さらに、パートナーの存在が事業でマイナスになると、危惧していたとも。

「日本はまだまだ男性社会。ビジネスの世界で活躍する女性は少なく、それゆえ偏見を持たれやすいです。成功している女性に対して『裏で男性がスポンサーやっている』とか『彼女は客寄せパンダで実質経営者は別だ』など、根も葉もない噂をされることもあると聞きます」

彼氏や結婚が事業にマイナスになる?

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「私の場合、これまで完全に自力で、誰からも支援を受けずにやってきたので、そういうのは避けたいです。だから、彼氏がいたり、結婚したら、あらぬ噂が立って事業にマイナスになるのではと、恋愛に消極的だった時期もありました」

 女性経営者が少ない業界では、同業者の嫉妬も交じった噂が立つリスクがあるとしています。

「これからの社会は、もっと女性が活躍しやすい世の中になれば良いですね。そのためにも私自身が努力して、女性のみなさんの道筋になれたらと思ってます」とポジティブに語る大神さん。

 彼女のような自立した女性が増える一方、まだまだ「男性が稼いで女性を養う」というジェンダー観に直面する場面はあるようです。

【大神麗子】
民泊ビジネスの第一人者として、民泊の投資・運用・企画・アカデミー主宰・執筆・講演・コンサルティングなどの事業を行う。著書に『民泊2.0』『買わない不動産投資 ドル箱宿泊所』(みらいパブリッシング)「大神麗子公式ホームページ」も更新中

元IT企業のサラリーマン。株主優待と家賃収入で細々と暮らすフリーライター。著書に『サラリーマンのままで副業1000万円』がある

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