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超マジメ20代男子が人生設計を押しつけ!長文・連投LINEに彼女も呆れた

コラム

そこまで!? LINEで押し付けられた人生設計

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ついに結婚を想定した付き合いになろうとしていた…

 LINEで会話をする提案をされた翌日の夜、早速、HさんからLINEが送られてきます。ただ、天野さんはまだ仕事中だったため、すぐに確認ができなかったそう。ようやく仕事が終わりスマホを確認して、その数と文章に天野さんは驚愕しました。

「まずLINEの未読件数が12件というところに驚きました。もちろん全部Hさんからです。さらに内容を見てみると、1件、1件がかなり長文で……待っていたとはいえ、仕事で疲れている中、これを読むのかと考えたら正直、気が進まなかったですね。でも、そのくらい本気ということも伝わりましたから、家に帰ってゆっくりと確認しました」

 自宅でHさんから送られた内容を読んだ天野さんでしたが、読み進めるに従い、違和感を覚え始めます。それはどんどん大きくなり、最後まで読む頃には怒りに変わってきたそうです。

「最初は、『いつ頃に結婚したい』とか『子供は何人ほしい』という多少具体的ではあっても、一般的な理想が書かれていたので納得しながら読んでいました。でも、『子供はいつまでに作るので、それまでにいくら貯めてほしい』とか『いつ頃までに仕事をやめてほしい』『親とはこのくらいのペースで会ってほしい』など、私の行動や生き方を決めつけるような内容が徐々に増えていきました。しかも、私に拒否権はないということまで書かれていたんです」

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拒否権なく一方的に突きつけられた結婚の条件

僕に合わせないなら結婚は無理

 このLINEを読んで、結婚に関して自分の意見を一切聞き入れてもらえないと感じ取った天野さんは、直接話がしたいことをHさんに伝え、この翌日に無理矢理1時間だけ合う時間を作ってもらいました。

「会った瞬間にHさんから『結婚に関しては昨日のLINEがすべて。意見を言われても変えられない』と言われました。その瞬間に、この人との結婚は無理だなと悟りましたね。それでも一応、私から『子供を作る時期や仕事に関しては、私の意見を聞いてほしい。2人で話し合って決めたい』と伝えてみたんです。でも、返って来たのは『僕の人生設計が崩れるからそれはできない。合わせられないなら結婚は無理』という言葉でした」

 これ以上話しても意味がないと感じた天野さんは、「結婚する相手は、お互いに意見を聞き合える相手が良い」と伝えました。しかし、Hさんは自分の人生設計がいかに完璧かと訴え始め、一歩も退かない姿勢。結局、後日、天野さんのほうからLINEで別れを告げたそう。

「最後まで、私の意見を少しでも聞いてくれることはありませんでした。確かに真面目で完璧な人でしたが、まさかここまでとは思いませんでした。結婚は仕事や子育てに大きく関わるものですから、感覚が合う相手でないと難しいですよね」

 その後、Hさんと連絡を取り合うことはないという天野さん。このご時世、若くして真面目なのは長所ですが、それが行き過ぎると、「思わぬ考え方に繋がることを知ったよい機会だった」と振り返る天野さんでした。

特集・20代男子がもらった/送ったウザLINE

<TEXT/つる>

食べること、お酒、音楽、辛いものが大好き。30代になっても派手髪から抜け出せません。外に出るのはお酒が待っている時だけという姿勢を崩さず、今日も適当に生きています

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