bizSPA!フレッシュ

山崎紘菜、来年ハリウッドデビューも「私は真面目で平凡なタイプ」

暮らし

 日本で初めて“スタートアップ”“起業”をテーマにした映画『スタートアップ・ガールズ』が公開中。先日、ハリウッドの製作会社によるリメイクも決定した注目作です。

 IT×医療で起業を目指す閃きの自由人・小松光(上白石萌音)と、大企業に勤め起業家への投資をする安定志向のOL・南堀希がぶつかり合いながら、ビジネスパートナーとして成長していく本作で、希役を扮した山崎紘菜さん(25)にインタビュー。

山崎紘菜

山崎紘菜さん

 来年には『モンスターハンター』でハリウッドデビューも控える山崎さんが、天才型の光に対し、自分は平凡だと言う希と自身を照らし合わせ、「私は普通で真面目。そんな自分が好き」と語りました。

強烈な個性や才能を前にすると、いろんな感情を抱く

――オファーを受けたときの率直な感想は?

山崎紘菜(以下、山崎):スタートアップというものを全く知らなかったので、新しい世界に遭遇したような衝撃でした。この物語の光にもモデルがいると伺ったり、色々と奥深いんだなと感じて、新しい世界の扉の前に立ったけれど、扱っているテーマが大きすぎて、扉を開けるのが怖い気がしつつ、チャレンジへのワクワクを感じました。

――破天荒な光に対して、希は地に足のついた役です。

山崎:共感する部分が多かったです。普段から、私は自分のことを普通だと思っているんです。天才タイプではない、コツコツと真面目にやっていくタイプです。希は光という強烈な個性を目の前にしますが、私自身、このお仕事をさせていただいていて、強烈な個性や、天賦の才能のある方を目の当たりにして、不安だったり、焦りだったり、憧れたりといった感情を抱くことがあるので、希にはとても共感しました。

価値観を受け入れることも大切だと学んだ

スタートアップ・ガールズ

『スタートアップ・ガールズ』(C) 2018 KM-WWORKS Ltd., All rights reserved.

――光と希は凸凹コンビで、お互いにない部分を補っています。ふたりの関係から、何か刺激を受けましたか?

山崎:今までは苦手な人や、自分とは合わないかもと感じる人が現れたときには、自分の心をシャットダウンしがちでした。でも光と希のコンビの化学反応を見て、それって自分の概念や小さな世界に留まってしまっているだけで、もっといろんな世界があるはずなのに、可能性を閉じてしまっているのかもしれないと思いました。

 なので、そうした人に会ったとき、どうしても負担になってしまう場合以外は、なぜこの人が苦手なんだろう、なぜこの人を受け入れられないんだろうと考えて、自分のなかに一度、その人の価値観を入れることも大切だと学びました。

おすすめ記事