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ビジネスにも役立つ英語「Study」の便利な使い方

コラム

 Studyは「勉強する」という意味で学ぶ基本的な単語ですが、ビジネスを含めて、いろいろな場面でも使える便利な動詞です。

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 ビジネスの交渉の席で、「ちょっと考えさせてください」と言いたい時、Let us think about it.と言ってもいいですが、それを連発すると「考えるだけで行動がない」と思われてしまいます。

第42回 Studyを賢く使う

 そんな時にLet us study it.と言うだけで、少し能動的なイメージが相手に伝わります。これは「弊社に持ち帰って」という意味でも使えますし、「10分くらい時間をください」という意味でも使えます。とにかく、少し落ち着いて精査したい、というニュアンスです。

 似たような状況で「ご提示いただいただいた条件を精査しました」という時にも、We closely studied….のように言うことができます。このように、Studyには「勉強する」というよりも「じっくり座って考えてみる」という意味があることがわかります。

 だからこそ、そもそも中学校1年生で「Study=勉強する」と学ぶのです。「この事象をよく考えた結果」というセリフも、日本語を直訳するとAfter thinking about this….と言いがち。

 でも、ネイティブスピーカーはきっとAfter studying this….と言うでしょう。もしくは、もう少しカジュアルにAfter looking into this….と言うかもしれません。

覚えておきたい「Prepare」の使い方

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※画像はイメージです(以下同じ)

 学校や塾で勉強することは英語でStudyです。ここに違いはありません。しかし「試験勉強」となるとどうでしょうか? Study for the final exam.(期末試験の勉強をする)と言った表現の方法があります。

 同時に、Prepare for the exam.という言い方もあります。「試験のための準備をする」という訳ですから、どちらかというと「試験対策をする」に似ているかもしれませんね。

 どうしても日常の勉強と、試験で良い点数を取るための勉強には違いが生まれてしまいます。そんな時に後者の様子を表現するのがPrepareです。もちろん、Study for the examには勉強だけが含まれますが、Prepare for the examであれば、試験に備えて体調を整えることなども含まれます。

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