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若槻千夏「教師の時間外労働」への発言で炎上。若手教師の嘆き

 7月21日放送の『news zero』に出演したタレントの若槻千夏(35)が、教員不足問題に関する発言で批判を浴びた。教員たちに過重労働を要求する彼女の姿勢を、実際に現場で働く20代の若手教員はどう受け止めたのか。

職員室

※画像はイメージです(以下、同じ)

学校教育をビジネス化したらダメ?

 番組では昨今の教員不足問題について特集。教員の数が全国的に足りていないことから、特定の教員に業務が集中し、プライベートの時間を圧迫しているという深刻な現状が紹介された。

 コメンテーターとして出演していた現役小学校教員は「(勤務時間外の業務を減らすため)18時以降は電話に出ない」などの策が講じられていることを説明。しかし、若槻は「何かあったらどうするんですか?」と質問。「それは学校の役目ではない」という返答に「えー!寂しい」とコメントした。

 さらにテレビドラマ『金八先生』や『ごくせん』を引き合いに出し、「心ですよ。そこはビジネス化したらダメでしょ? おかしい」と持論を展開。ネット上では放送中から「モンペ(モンスターペアレンツ)かよ」「こういう親を相手しなきゃいけない先生がかわいそう」などの批判が噴出した。

 翌日、若槻は自身のInstagramで謝罪した。23日にはストーリーを更新し、「モンペだからできる事があるかもしれない」「私にできることは謝る事だけではなく 行動する事。形にしていきます」と、考えを示した。

部活の朝練、放課後補修も時間外労働

 実際に現場で働く教員に、時間外労働について聞いてみた。公立中学校で働く吉井航平さん(仮名・27歳)は「先生として当たり前の業務に見えるものが、そもそも時間外労働なんです」と嘆く。

「朝や放課後の補修や部活動も、手当てなんかつきません。部活動に関しては土日に限り、1日4000円の手当てがつきますが、4時間やっても、8時間やっても金額は一律です。

 それに、『部活の日程、時間を増やせ』と要求してくれる保護者も多いんです。子供を少しでも長く学校に任せたいんでしょうね。前任の顧問が“熱血体育会系”だったりすると、保護者たちのプレッシャーがすごくて……」

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