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東大生アイドル、面接で60社落ちてわかった「就活で大切なこと」

学び

「年収やステータス」で選ぶことをやめた

山積みのお金

市川と内藤
市川と内藤:最初に言っていた「“東大だから”いけるのでは」という自信が打ち砕かれてしまったのですね。学歴はアドバンテージにならないと思って以降、実際の就職活動に変化はありましたか?

東条なつめ
東条:まず企業選びの仕方が変わりましたね。それまでの「年収やステータス」で企業を選ぶことをやめました。そして、私の場合、熱望して行きたい業界がなかったので、まずは自分にどういった業種や業界が合うのかを確かめるためにも選り好みをせずに選考を受けることにしました。

市川と内藤
市川と内藤:そのようにして、いろいろと業界を受けている中で、放送業界が行きたい業界として出てきたのですね。

東条なつめ
東条:そうですね。ちょうど就職活動をはじめた頃からアイドル活動をしていたのですが、その活動と放送業界が繋がる部分があるなと思って。正直、周りのみんなのように熱望して、「これがやりたい!」というほどのものではないかもしれないけど、唯一行きたいと思いました。

市川と内藤
市川と内藤:まさに自分が行きたいと志望した業界で内定を取れたことは素敵なことですよね。

自分にとって仕事の「本質」は何か

東条

就職活動は「表面的に企業選びをしてはダメ」

市川と内藤
市川と内藤:昨年の夏から約1年近く就職活動をされていたと思いますが、なつめさんが考える就職活動において大事なことは何でしょうか?

東条なつめ
東条:いくつかありますが、1つ目は「表面的に企業選びをしてはダメ」ということです。最初に言ったように、当初私は仕事の本質ではない「年収やステータス」で企業選びをしていました。

 誤解のないように言わせてもらうと、「年収やステータス」で選ぶことが悪いわけではりません。本当に年収やステータスが何よりも大事だと思う人はそれで良いと思うんです。ただ、私のように深く考えずに「東大生だから」という理由でステータスを気にして企業選びをしてしまったのは、今考えると違ったのかなと思います。

市川と内藤
市川と内藤:就職活動をするにあたって、自分は働く上で何を一番大事とするのかを見極める必要があるということですね。

東条なつめ
東条:そうですね。表面的に企業を選んでいても、結局面接の時にバレるなと思いました(笑)。熱が入っていないので受け答えも表面的になるというか。私自身、上手に受け答えはできるけど、深掘りされたら答えられなくなるということは何度も経験しました。

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