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あなたが「生きづらい」と感じる理由は…医師に聞くチェックリスト

 極度に疲労やストレスを感じやすかったり、光や匂い、騒音などを気にしすぎてしまう“敏感すぎる人たち”。

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※画像はイメージです(以下、同じ)

 HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)と呼ばれる彼らは、人口の15~20%、5人に1人の割合でいるとされています(『敏感すぎる心がスーッとラクになる本』/扶桑社)。HSPの特性を持っていることで、ビジネスシーンで“生きづらさ”を感じている社会人も少なくないとか。

 現代人が抱える生きづらさの問題とも密接に関わるHSP。社会の認知が広まることにどんな意義があるのか。HSPの臨床医として知られる長沼睦雄先生(十勝むつみのクリニック院長・精神科医)に話を聞きました。

HSPの特徴は? 20項目のチェックリスト

 HSPの特徴として、「深く処理する」(例:物の色合いが通常の人よりも濃厚に感じられる)、「過剰に刺激を受けやすい」(例:刺激の多い場所にはいられない)、「共感力が高い」(例:人に感情移入しやすい)、「ささいな刺激を察知する」(例:他の人が気にならない刺激でも気になる)といった4つの感覚処理過敏性が挙げられます。

 五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)や体性感覚(前庭、筋固有感覚)だけでなく、第六感といわれるような「超感覚」、内臓感覚、電磁気感覚などを備えていることもHSPの特性として考えられます。

 以下のチェックリストは、エレイン・N・アーロン著/冨田香里訳『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ』(講談社)に書かれたHSPの特徴を長沼先生が抜粋したものです。

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□ コミュニケーションや対人関係が苦手で、こだわりが強い
□ 素直で純粋で人を信じやすく優しい
□ 人を守りたいという気持ちが強い
□ 使命感があり向上心が強い
□ 真面目で責任感が強い
□ ネガティブな感情への共感性が強い
□ 空気を読むのが得意である
□ 正義感が強く礼儀正しい
□ いつも相手に合わせて「いい子」でいようとしてしまう
□ 色や音や匂いなど、ちょっとした刺激が気になる
□ 夢や空想がリアルで現実と混同してしまう
□ ひとりになる時間や空間があると助かる
□ 相手のペースに合わせてできない
□ 相手のことを考えすぎて嫌だと言えない
□ 集団の中で無口になってひとりになる
□ 感情、言葉、行動を表に出せず抑えてしまう
□ 監視や評価や時間制限などが苦手
□ 周囲の人の気分や感情に左右されてしまう
□ とても神経が疲れやすい
□ 一度にたくさんのことができない
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 12項目以上があてはまれば、HSPの特性をもつといえますが、それ以下でも、1つの感覚が極めて過敏である場合もあるとのことです。

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敏感すぎる心がスーッとラクになる本

敏感すぎる心がスーッとラクになる本

あらゆることに過敏に反応してしまう気質を「HSP」(Highly Sensitive Person)といい、5人に1人がHSPだといわれています。そうした方々が、心をスーッとラクにし、生きづらさを解消するためには、どうしたらよいのでしょうか。 本書は、HSPの数少ない臨床医である著者が、その具体的な方法をわかりやすく紹介するものです。

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