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「普通の子供だった」私が中核派区議になった理由

コラム

活動家は前進社に家賃を払う

――で、大学入学と同時に前進社に住み始めた?

洞口:はい。区議になってからは、杉並区の事務所で暮らしていますが(前進社には)10年間いました。

――前進社は活動家にとってアパートのようなもんだと思うんですが、家賃とかあるんですか?

洞口:あります。それは、みんなで分け合って、ですけど。家賃に関してはまぁ、この額というのはないんですが、運動をやっている人の収入に応じて出し合うという。しかし、(民間の賃貸に比べれば)格安であることは確かです。

――活動家はどうやって収入を得るんですか?

洞口:カンパです。労働者同士のカンパ、支持者のカンパ。あとは自分たちでも集めます。土日に駅前でカンパお願いしますというのを、学生時代はかなりやりました(注:大学は1年半で無期停学処分に)。企業献金は一切ありません。

 あと私の場合は、最初の2~3年は実家から仕送りが年間10万~20万円ありました。また、私はしなかったんですが、活動家の中にはバイトしている人もいます。コンビニとか、短期の派遣、うどん屋さんのチェーンで働いている人もいます。

“中核派3大美女”の噂を本人に聞いた

洞口

――では、カンパはどうやって分配するんですか?

洞口:いったん、みんなのお金を党(中核派)に上納してから、そこから家賃や活動費が支給されるんです。三里塚、沖縄、広島といろいろなところに行きましたが、すべてその中からまかないます。

 私自身の収入に関して、厳密には言えないですが、区議になる前の私は(職業革命家といっても)年収200万円以下のワーキング・プアであることに、間違いはありません。

――ところで、洞口さんは“中核派3大美女”のひとりと言われていいますが、あとのふたりはどんな方なんですか?

洞口:あれは、マスコミが言い出したことで、誰がマスコミにそんなことを話したのかも知りませんし、私自身は3大美女の話は聞いたことがないし、私がその中に入っているのかどうかも知りません(笑)。

――洞口さんはYouTube(中核派の「前進チャンネル」)でもピアスしているし、かつての怖かった“過激派”イメージからは遠いですよね。

洞口:これは、公安警察の取り調べでも(同じ事を)言われました(注:2度の逮捕歴があるが不起訴)。

(インタビュー後編は近日公開)

<取材・文・撮影/櫻田進ノ介>

【洞口朋子】
中核派活動家、杉並区議会議員、東京西部ユニオン執行委員。1988年生まれ、宮城県出身、2008年 法政大学入学、全学連として活動。「前進チャンネル」キャスター

文筆家、編集者、80年代カルチャー研究家、育毛研究家、多国籍読書会主宰、コンテンツ企画販売中。Twitterは@kojiro_1975

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