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AmazonがARで「家具の試し置き」機能を追加。しかしイスが極小サイズに…

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読み取り精度に多少のアラはあるかも

 お次はこちらの少し不思議な形の赤いイス。

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不思議なデザインだが評価は悪くないイス

 正直なところ、こうした少し攻めたデザインのインテリア、気になっても置いてみるまで分からないのが難しいところ。ARビューを使うとどうなるのでしょうか。

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なんだか非常にかわいらしいサイズに……

 うーん、なかなかうまく表示されません。家具が原寸大で表示されるとのことでしたが、うまく空間が認識されていないのか、人が使う家具にも関わらず、横にある小型犬用のベッドよりも小さいサイズ。どう見ても人間が座る代物には見えません。

 こういう家具だからこそ、“ARビューで”という期待もあったのですが、バグっているのか、なかなか難しいようです。

今後の改善に期待したいところ

 他にもいろいろ時計、置物、家具を試してみましたが、ものによってだいぶ精度に差があるようです。Amazon ARビューは始まってそれほど日の経っていないサービス。まだまだ改善の余地がありそうです。

 とはいえ、気になったものをすぐに注文でき、速ければその日のうちに手に入れられるEC最大手のAmazonで、このようなサービスがスタートしたのは革新的といっても過言ではないでしょう。

 スマホ片手にあれこれと部屋のデザインを考えてみるのもいいかもしれませんね。

<取材・文・撮影/小林たかし>

フリーランスのライター、主にweb媒体を中心に様々な分野で執筆を手掛ける。守備範囲は広いがとりわけ、変なもの、ことに関する興味が強い。最近の目標はヘビトンボを食べてみること。

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