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廃業したスペースワールドを復活させる斬新な思考法。ドローンを飛ばして…

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ありきたりな復活のプランだと…

 スペースワールド跡地には科学館の移設が検討されているようです。ただ、皆さんに考えていただきたいのが、もしスペースワールドが閉園しなかったとしたら、「あなたならどうやって集客しますか?」ということです。

 たとえば論理的な考え方(ロジカルシンキング)でテーマパークを復活させようとした場合、

・他のテーマパークで当たったイベントを真似する
・B級グルメのグランプリを開催する
・コスプレイベントを開催する

 といったありきたりな発想しか浮かびません。

 しかし、固定観念や既成概念にとらわれない新たなアイデアを生み出す「ラテラルシンキング」ならこうやって解決に導きます。

ロボットカー、ドローンの実験場にする

青空背景のドローン

 たとえば、スペースを活用できるように世界に開放してみてはどうでしょうか? 一見突拍子もないように写りますが、世界中にロボットカー、ドローンの実験場として貸し出してみるのです。

 なぜなら元がテーマパークなので、敷地面積もあり、障害物がたくさんあります。パークそのものを無人のロボットカーが走るテストコースにすれば、きっと便利です。

 無人のロボットカーを公道で走らせるには、許認可に手間がかかります。一方、パークは私有地なので手続きは減ります。大型のドローンも使えますし、歩行ロボットの実験にもパークのアトラクションを使えば、さまざまなデータが取れるでしょう。

 世界中にテスト施設として貸し出し、見学者も世界から誘致します。先端科学を体験できますから喜ぶこと間違いなしなのです。これがラテラルシンキングです。

<TEXT/木村尚義>

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