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ソフトバンク、過去最高益だけど…社員の不安は“カリスマ孫正義の後”に

ビジネス

 ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)が2月5日、東証一部上場後初となる2019年3月期第3四半期の決算発表を行った。

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ソフトバンク株式会社の本社がある「東京汐留ビルディング」photo by Kakidai CC BY 4.0

 売上高は5パーセント増の約2兆7767億円、営業利益は18.5パーセント増の約6349億円、純利益は18.7パーセント増の約3959億円。上場後初の決算は、「過去最高益、最高売上」と事業の好調をアピールする恰好の場となった。

大規模通信障害、「悪いのはエリクソン」?

 ソフトバンクは昨年12月19日東証一部に上場。上場直前の12月6日に約3060万件が影響を受けた大規模な通信障害を引き起こした。総務省からも厳重注意を受け、株価も上場直後こそ乱高下する大きなトラブルだったが、結果的に決算への影響は少なかったようだ。

 なお、先の通信障害はエリクソン社製の交換機のソフトウェアに異常が発生したことが原因だったことから、決算の質疑応答で宮内謙社長は「悪いのはエリクソン」とコメントしている。

 スマホ戦略を今後も拡大していく方針で、2020年に商用化予定の次世代モバイル通信5Gの標準搭載によってさらに利用の場が増えると見込んでいる。

 ソフトバンクおよび、ヤフーが株主となって展開しているキャッシュレス決済「PayPay」についても質疑応答で触れており、昨年12月の「100億円あげちゃうキャンペーン」で注目を集めたが、現状においてpaypay株式会社は赤字だという。

 しかし、数年後には黒字になる見込みで、さらに各種サービスへの広がりも視野に入れている。