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ZOZO前澤社長の「1億円お年玉」企画、20代はどう見ていた?

ビジネス

 女優の剛力彩芽さんと交際中のZOZOの前澤友作社長が1月5日に実施した、「1億円お年玉」が話題になったことは記憶に新しいかと思います。

 自身のTwitter上で呼びかけ、該当のツイートをリツイートしたフォロワーのうち、100人に100万円、合計1億円のお年玉をプレゼントするというこの企画。

 リツイート数の世界記録である355万回を大きく上回る500万回を記録。前澤社長のツイートの翌日には、人気芸人コンビチョコレートプラネットの長田庄平さんがパロディ企画を実施。現在も類似した企画を行う一般ユーザーが数多く出現しており、余波はいまだに続いています。

苦言を呈する人も…

 もともと「ZOZOTOWN」の新春セールが史上最速で取引高100億円を突破したことを記念して行われたこのキャンペーン。企業のプロモーションとしては大きく成功したといえるでしょう。

 一方で、金銭でファンを買うような手法に対して、ネット上やワイドショーなど各種メディアで賛否の声が沸き起こりました。落語家の立川志らく氏は情報番組にて「申し訳ないけど、下品な感じがする」と苦言を呈しました。

 とはいえ100万円と言えば、ちょっとやそっとでは手に入らない大金。リツイートで手にはいるのであればぜひとも、という人もいるでしょう。

 さまざまな論争を巻き起こしたお年玉キャンペーン。20代の若者たちはどう思っているのでしょうか? そこで、100人の20代男女にアンケート実施、率直な感想を集めてみることにしました。

20代男女の8割強が「別に良いと思う」

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Q.ZOZO前澤社長の1億円お年玉企画、どう思う?

別に良いと思う:84人
どちらかというと良くないと思う:16人
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 アンケートは「別に良いと思う」「どちらかというとよくないと思う」という2つの選択肢を用意、回答を選んだ理由を自由記述で答えてもらう、という形で実施しました。

 答えてもらった20代男女100人のうち、84名が「別に良いと思う」と回答、16人が「どちらかというとよくないと思う」と回答。

 20代男女の多くは、このキャンペーンに対して否定的ではないことがわかります。ただ、回答理由を詳しく見てみると、キャンペーンに対して大手を振って賛同している、という意見はそれほど多くないようです。

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