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SNSを駆使して空き巣…犯罪集団の元メンバーが語った恐るべき手口

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 美味しいお店に行ったり、どこかへお出かけしたりしたことをSNSで報告することは、今や日常的なことになっています。

 楽しかったことを知ってもらいたい気持ちは分かりますが、実はその投稿がきっかけとなって、犯罪に巻き込まれる事例が急増しているそうです。

セキュリティ

※画像はイメージです(以下同じ)

 1月21日放送の『クローズアップ現代+』(NHK)では、SNSを犯罪に利用するグループにいたメンバーにインタビューがされ、驚愕の実態が明らかになりました。

何気ない投稿で空き巣に狙われる

 昨年11月、愛知県に住む10~20代の男女35人がSNSを通じてグループを形成。

 160件もの空き巣を繰り返し、被害総額は3000万円にものぼったという事件が発生しました。また、ただ人を集めるだけでなく、空き巣のターゲットを探すのにもSNSが利用されていました。

 空き巣の狙いを定めるために使ったのがインスタグラムのハッシュタグ。「#るいびとん」などの高級ブランドのハッシュタグを検索し、金目の物を持っていそうな人を物色するのだそうです。

「モザイクアプローチ」と呼ばれる手口

 ターゲットを決めると、その人のこれまでの投稿を遡って、住所の特定に取り掛かります。電車が遅延しているという書き込みや、ゲリラ豪雨などの天候に関する書き込み、投稿された写真の背景から、おおよその居住地を割り出すことができるのだそう。

 そして、誰でも衛星写真を見ることができる「グーグル・アース」と、投稿された写真を組み合わせることによって、ターゲットが住んでいる家を簡単に割り出すことが可能だと言います。

 さらに、犯行当日もターゲットが不在かどうか確かめるためにSNSを監視し、日常の行動パターンを把握していたそうです。

 このように、SNSにアップロードされた情報を照らし合わせて個人情報を特定する手法は、モザイクアプローチと言われており、問題になっています。

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