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20代は仕事で他人と繋がりたくない?「ビジネスSNS」が秘める可能性

ビジネス

 友達や趣味でつながるTwitterやInstagramなどのSNSと違い、ビジネス目的のネットワーク構築に特化した「ビジネスSNS」。労働力の流動化や「仕事とプライベートでSNSは分けたい」というユーザーの潜在的ニーズに後押しされ、徐々にその文化が浸透してきています。

 私たちビジネスマンは今後、それをどのように活用していくべきなのか? ビジネスSNSの持つ可能性について、名刺アプリ「Eight」を運営するSansan株式会社の小池亮介氏と一緒に考えていきます。

「仕事とプライベートでSNSを分けたい」は80%超

EIGHT

【小池亮介】Sansan株式会社ブランドコミュニケーション部広報担当。2013年からITに特化した外資系広報代理店で、広報のキャリアをスタート。B2B、B2CのIT企業の広報業務を行う。2017年より現職

――2017年の12月に「ビジネスにおけるSNSの利用に関する意識調査」を実施されましたが、8割以上のビジネスマンが「仕事とプライベートでSNSを分けたい」と回答されたそうですね。

小池亮介(以下、小池):特に20代の若手のビジネスマンが仕事関係者とSNSでつながりたくないと回答する傾向にありました。理由は大きく2つあると考えています。

 1つ目はビジネスでのつながりの量です。20代はまだ社会人としての時間が長くないので、自分の人脈にビジネス要素が比較的少ない。従って、それまでプライベートな友人と主にやり取りをしていたSNSにビジネス要素を加えるのを避ける傾向にあるのではと考えています。

 逆に50代などになると、自分のつながりの多くが、仕事で出会った人が占めています。前提として、その人がどのような人とつながっているのかが、20代と40~50代ではまったく違いますね。

参照:「ビジネスにおけるSNS利用に関する意識調査2017」
https://jp.corp-sansan.com/news/2017/171205_8947.html

――なるほど、確かに20代の実感は近いかもしれません。もうひとつの理由はなんですか?

小池:2つ目は、世代間による使い方のズレがあると思います。SNSは比較的新しいコミュニケーションツールです。従って、20~30代の使い方と、40~50代の使い方が異なっていてもおかしくありません。世代間にそういったデジタルツールに対する使い方のズレがあるのではないでしょうか。

 若者としては、自分たちとは異なる使われ方で、急に年上の世代がSNS上でコミュニケーションを取ってこられると、困惑をするというのを感じているように思います。例えば、若者のFacebook離れがその好例なのではないでしょうか。