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有名私大の学生が「家庭教師」で問題児に。逆ギレされてツラいよ…

コラム

 企業が優秀な学生にアプローチするために行う「学生インターン」。学生にとっては貴重な就業体験の機会ですが、なかには双方にとって“不幸なマッチング”が生まれてしまうことも……。「bizSPA!フレッシュ」で過去に掲載した記事の中から特に反響の大きかった「職場のモンスター大学生」にまつわる人気記事を再掲載します(初公開2019年9月5日、情報は掲載当時のものです)。

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 難関大の学生の間では、定番のアルバイトのひとつとなっている家庭教師。ほとんど場合は業者を通じての派遣となり、登録されている大学生が派遣されます。

教師

※画像はイメージです(以下同じ)

 某家庭教師派遣センターに勤める山口芳雄さん(仮名・34歳)は、「大半の家庭教師はちゃんとしているし、トラブルはそれほど多くない」と話しますが、なかにはとんでもない人もいるようです。

有名私大の学生が家庭教師バイト

 都内の有名私大に通っていたYさんというアルバイトの家庭教師ですが、派遣先のお宅から「約束の時間になっても来ない。電話しても出ない」とクレームが入ります。

「毎週何曜日に教えに行くというのは、センターにも報告してもらっていますが基本的には親御さんと先生の間で決めてもらっています。そのため、週によっては曜日を変更することも多く、先生が間違えてしまうケースもあるんです。もちろん、親御さんにはその場でお詫びしましたが、そこまで大問題に発展するとは思ってもいませんでした

 センターからもYさんに電話とメールで連絡を入れたそうですが、その日は結局連絡なし。翌日、出勤して会社のパソコンを開くと「曜日を勘違いしていました」というメールが届いていたそうです。

勘違いで家庭教師を休んでしまった

怒り

「休みだと思ってサークルの飲み会に行っていたそうです。着信をバイブにしていたらしく、メールについても『受信を家に戻ってから知った』との言い訳が書いてありました。本当に気づかなかったのかは疑問ですけど、そのことを追及するよりも先方に謝ることが先。すでに謝罪メールを送ったとありましたが、電話もするように返信メールで伝えました」

 この後、すぐに山口さんのほうから先方のお母さんに電話をして事情を説明。「後ほどYさんからも改めてお詫びの連絡を入れさせます」と会話しました。

「その時の印象では怒っている感じではなかったため、とりあえずホッと一安心しました。ただ、翌日の夜にこの母親から電話がかかってきたときは、前日とは別人だと思えるほどに怒気を含んだ口調だったんです……

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