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“亭主関白”を勘違い!LINEで「いい加減にしろ」と送った男性がフラれるまで

コラム

 夫が夫婦間や家族の中で圧倒的な権力を持ち、家庭内の支配権を持っているのが「亭主関白」。最近では女性も働き家庭内での役割も男女平等が唱えられているため、亭主関白な男性も減っているのではないでしょうか。今回は、今や少数派となった亭主関白を目指して失敗してしまった男性のエピソードを紹介します。

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画像はイメージです

交際3年目の彼女との結婚計画

 付き合って3年目になる彼女のRさんと同棲していた片岡大翔さん(仮名・28歳)。もともと結婚を前提とした同棲であったこともあり、時期を見計らってプロポーズすることを考えていました。

「友人の1人に、すでに結婚しているYというやつがいて、アドバイスをもらおうと思い、プロポーズを考えていることを話したんです。そうしたら『結婚後に主導権を握られないために今から対策しろ』と言われました」

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 片岡さんとRさんは同棲前も同棲してからも平等な関係でした。そのため片岡さんは家庭内で主導権を握るという意味がいまいち理解できていなかったのです。そして、いろいろと考えた結果たどり着いたのは「亭主関白」という言葉でした。

間違った亭主関白の考え方

 すでにちょっと古めかしい考え方ではありますが、そのアドバイスを片岡さんは鵜呑みにしてしまいます。

「とにかく彼女に対して横柄な態度をとっていればいいと思っていたんです。だから今まではしなかった生活へのダメ出しとか命令とか……あとは食事を彼女が用意してくれるんですが、いらない日に連絡するのをやめるとか。今考えると馬鹿なことをしていたと思います

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 これまで仲良く過ごしていた2人。しかし、彼女のRさんは片岡さんの変化に戸惑い、何度もその理由を聞いてきました。また、前のように戻って欲しいと直接やLINEなどでも何度もお願いされていたそうです。しかし結婚後のイメージを膨らませ期待でいっぱいの片岡さんに、その願いは届きませんでした。

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