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吉本実憂、アイドル活動を振り返る「実はあまり得意ではなかった」

アイドルの仕事は「あまり得意ではなかった」

yoshimoto

――彩花は周囲に影響を与えていきますが、吉本さん自身が女優業を続けてきて、影響を受けたエピソードがありましたら教えてください。

吉本:大河ドラマの「軍司官兵衛」(’14)に出させていただいたときに、中谷美紀さんとお芝居をしたんです。そのときに、私は泣く場面ではなかったのですが、中谷さんの発した言葉を聞いて涙が出たんです。セリフの言葉自体がどうとかではなく、感情が心に突き刺さりました。

 本当に衝撃的な出来事で、あの感覚はいまも忘れていません。こんな女優さんになりたいと強く思いました。

――吉本さんは昨年まで「次世代ユニットX21」のメンバーとしても活動されていました。アイドルと女優、二足のわらじを履いてきたことが生きていると感じることはありますか?

吉本:実は私、アイドルとして活動することがあまり得意ではなかったんです。握手会でずっと笑顔でいるとか。人とコミュニケーションをそんなにうまく取れるタイプではなかったので、そうしたことが苦手で……。でも髪をロングからバッサリ切ったくらいからかな、考え方も変わったんです。

見方を変えたらいろいろ楽しく思えた

――どんな風に変わったんですか?

吉本:アイドルの活動でも、ダンスや歌は好きでした。表現も好きだし。苦手だと感じるものの中にも好きなものがあるのだから、頑張ろうと思うようになりました。握手会などについても、人間観察にもなるし、ファンの方が私に会いに来て何かを感じてもらうというより、私が自分から会いに行くんだと思うようになったら、すごく楽になったんです。

――意識の持ちようで、今まで苦手だと感じていたことも、別角度から見ると楽しめた?

吉本:はい。苦手だと感じている物事があったとして、9苦手でも、1くらいは好きなことがあるはずなんです。そう思って見方を変えたら、いろんなことが楽しく思えるようになりました。