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-196℃でレモンが瞬間凍結!「ストロングゼロ」の意外な開発秘話

ビジネス

-196℃をテイスティング。味わいは変わるのか?

 以上、「-196℃」シリーズのおいしさの肝を知ったうえで、商品を試飲してみれば。なお、その一杯がおいしく感じられます。

粉砕

「-196℃ ストロングゼロ」を試飲する記者。こちらは-196℃の液体窒素で瞬間凍結したまるごとレモンに、同じ製法のレモン果皮を加えた「ビターレモン」

「-196℃ ストロングゼロ」シリーズの定番「ダブルレモン」「ビターレモン」に、加えて「トリプルレモン」(11月20日発売予定)まで試してみましたが、記者のお気に入りは「ビターレモン」。果皮が醸す、ほろ苦い余韻がいい感じです。

 聞けば果皮に含まれるうまみ&香り成分は油溶性のため、高アルコールに浸漬することで引き出されるそうです。ゆえにアルコール度数9%の「-196℃ ストロングゼロ」に適したフレーバーともいえますね。

レモン

「-196℃ ストロングゼロ」のレモンフレーバー。手前から「ビターレモン」「ダブルレモン」「トリプルレモン」

 ちなみに「チューハイは缶のまま飲むべし!」と思っている人に耳寄り情報。

 実は氷入りのグラスに移したほうが、よりおいしさが増します。記者も今回、初めて試してみたのですが、目からウロコのおいしさ! また、グラスに注ぐことで、より食中酒として、存在感を増します。まさしく唐揚げなどの料理にぴったりでしょう。

 これから年末に向け、会合の機会も増えます。家に友達を呼んで2018年の思い出話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。

<取材・文/岡野孝次 撮影/山川修一(本誌)>

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