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【25年前の今日の出来事】オゾンホールが南極上空で過去最大に。南極大陸の1.7倍の大きさ【国際】

学び

南極上空に、南極大陸の約1.7倍に相当する巨大なオゾンホールが出現し、今年のオゾン破壊量が過去最大を上回る見通しだと気象庁の調査で判明した。アメリカのアースプローブ衛星の観測を基に南半球のオゾン全量の分布を調査した。

Q.オゾンホールって何?

地球上の生物を紫外線から保護するオゾン層は、9~10月にかけて南極の上空で急激な現象が起こり、穴のような領域が出現する。この現象を、1982年(昭和57年)に、日本の昭和基地が初めて発見した。世界のオゾン全量は1980年代に減少し、1990年代半ば以降は、減少傾向が見られなくなったものの、1980年代以前と比べると現在も少ない状態が続く。オゾン全量の減少は、大気中に放出されたフロンガスが有力な原因とされる。

四半世紀前(25年前)新聞

[参考]
・産経新聞
・朝日新聞
・読売新聞

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