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【JALの歴史に777有り】退役するJAL777に丸一日ひたるトンデモ ディープな下地島への日帰り旅 

コラム

搭乗者が発信するSNSなどを見て勇気づけられた

企画者の光井副操縦士

企画者の光井副操縦士

ボーイング777副操縦士で企画者の光井さんは、「パイロットにはお客様の声が届きにくいのですが、帯広へのボーイング737のチャーターの企画後に、搭乗者が発信するSNSなどを見て勇気づけられました。その反応もあり次の企画をしようと昨年9月の発案段階を経て今回の777チャーターの実現にこぎ着けました。このツアーは下地島がJALのオフライン空港であることから、緊急資材を高松や静岡空港から輸送し万全を期しました。多くの関係者の協力を得て実施することができて感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。

下地島は基礎訓練を行った777との出会いの場

インタビューに応える査察操縦士の木賀機長

インタビューに応える査察操縦士の木賀機長

イベント担当の777機長で査察操縦士の木賀さんは「この下地島は基礎訓練を行った777との出会いの場で感慨深いものがあります。ターミナルビル以外は変わっていないところが嬉しいですね。訓練の卒業試験では天候不良となりましたが、乗り越えることができました。ここに来ますと当時のことが思い出されます」

「乗務の時は厳しいコンディションが多いアジアを安全に良く飛んでくれたと思います。個人的に777は機内に乗員の休憩スペースが充実していて好きでした。トークショーでは専門用語をちりばめて航空ファンの方にも納得して頂ける内容を目指しました。帰路フライトの模擬ブリーフィングはお客様の反応も良く、嬉しかったです」と話してくれました。

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