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【お金と強力な縁で結ばれたい人必見!】元金融社員がすすめる5つの行動

コラム

3. 周囲の人を褒めて上を見る

褒める

支払いに滞る元顧客のなかには、身近にいる家族や友人など周囲の人に対して愚痴や文句ばかり言う人もたくさんいました。そして、自分よりもだらしない人や状況の悪い人と比べては自分のことばかりを褒めるのです。そのため客観的に見ていても、生活や人間性がどんどんと低下していき、まわりからも見放されていきました。

ある元顧客のエピソードで、とても面白い話があります。その人は、家族や友人、お金を貸してくれている人や保証人になっている人のことなど、とにかく悪く言っていました。あるとき自分が言っていた悪口を、元顧客が頼むたび1~2万ほどお金を貸してくれていた友人に告げ口され、お金が借りられなくなってしまったそうです。

元顧客は猛反省。愚痴や悪口を意識的に封印し、周囲の人たちに対して感謝の言葉だけを口にするようにしたところ、日雇いの副業を紹介してもらえるなど半年ほどで生活が激変したと話してくれました。愚痴や悪口は聞いていても不快なので、どうせなら褒め言葉を口に出してみてはいかがでしょうか。

4. 時間にゆとりある行動をする

時間にゆとりある行動をする

いつも時間に追われていて忙しそうな人や時間に遅れてくるルーズな人も、お金に困っている印象があります。“時は金なり”ということわざもあるように、時間ギリギリに行動をしていると失うものも多いはずです。

元顧客のなかには、いつも「忙しい、忙しい」と口癖のように言っている人がいました。真面目な人で、聞けば居酒屋を経営しながらアルバイトをし、朝早くから働き、ときには店の閉店後に夜勤をすることも。そして、忙しいと言いながらまた新しいアルバイトを増やすため、各勤務場所に遅刻。クビになることも少なくありませんでした。

ただ、2か所のアルバイトが一気になくなった時期があり、自分の居酒屋に力を入れなければならなくなります。ほかのアルバイトがないため店に早く行くようになった元顧客は、いままで気づかなかった店内やメニュー表の汚れなどが気になるように。

元顧客は新しいアルバイトを探しながらも、自分の店を徹底的に掃除。少ない費用で可能なメンテナンスをおこない、顧客の声にも耳を傾けたのです。すると、売上はどんどん伸びて返済していきました。

時間にゆとりがあると、仕事で使う資料や忘れ物の確認もできます。それに、たとえ資料に抜けや間違いがあっても修正したり、購入できる忘れ物であれば近くの店で買ったりすることもできます。待ち時間のあいだに見た景色や周辺にいる人たちのやり取りなどから、仕事につながるアイデアが浮かぶこともあるかもしれません。ぜひ、お試しを。

5. 現状を受け止め将来の計画を立てる

返済計画

元顧客のなかには、いまの環境に不平不満を言い、羽振りのよかった過去の話やギャンブルで大儲けしたときの夢物語ばかりを語る人が多い印象もあります。いまがどんなに苦しくて嫌な状況でも、その環境に置かれている事実は変わりません。

人生でムダな時間などないと話す人も多いように、いまの状況は自分にとって必要かもしれないと受け止めて、思い描いている理想の未来を実現させるためにはどのようなことが必要になるか、計画を立ててみてください。

返済計画をきちんと立てることで、“いま必要なこと”に気づく元顧客もいました。例えば、返済に詰まっている人は借金を減らすか収入を増やすしか方法はありませんが、お金に困っている人というのは“空き時間に副業して収入を増やす”といった考えを持っていない人も結構いるのです。

また、いま必要なことがわかったら具体的な計画を立てます。空き時間の副業が必要だと気づいた場合には、“空き時間にできる具体的な副業の職種を絞り、求人を探して面接へ行く”ことになるでしょう。いま勤めている会社の賃金が安くて生活が苦しい場合は、働きながら資格を取ったり失業者を対象とする職業訓練を経て転職したりする方法もあると思います。

今回紹介したのは、いまからでも実践できることばかりです。また、ほとんどリスクがないようなことばかりなので、お金と強力な縁を結ぶためにも、ぜひ実践してみてくださいね。

<文/山内良子>

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フリーライター。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意です

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