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「先に言ってよ!」上司にこんな怒られ方をされたら…仕事をスムーズに進める“5つのコツ”

学び

用件が複数ある場合はどうすれば…

謝罪

――「⑤ 用件が複数ある場合は列挙法を使う」、列挙法とは何でしょうか?

佐久間:これは仕事のできる人がよく使う方法です。「今日の用件は2つあります」などと話の中身を整理すると、相手も理解しやすいです。例えば、「これを行う理由は3つあります。第1はAです。第2点はB、第3点はCです。まず第1点のAについてですが……」と、概要から入り、詳細への説明に移ります。

 こうすると、話す前に自分の頭が整理しなければならないので、結果的に無駄な内容が省かれ、説明もより簡潔になり、上司からも無駄に怒られることが減るかもしれません。わかりやすい話は『整理された話』である、ということを肝に銘じましょう。

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 意外と細かなことだが、意識して使うとコミュニケーションがスムーズに行きそうだ。佐久間先生は「仕事のスキルはプライベートにも役に立つ」と言う。心に留めておきたい。

<取材・文/和久井香菜子 文字起こし/ブラインドライターズ

【佐久間寿美江】
株式会社研修屋 代表。一級販売士、国家資格キャリアコンサルタント、ほめ達特別認定講師。接遇マナー、コミュニケーションなどの研修、「なりたい自分になる」オンライン1on1講座を行う

ライター・編集、少女マンガレビュアー。企画・著書に『わたしたちもみんな子どもだった 戦争が日常だった私たちの体験記』(ハガツサ)、『首都圏 バリアフリーなグルメガイド』(交通新聞社)、『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)などがある。障害があるかたを優先的に採用する「合同会社ブラインドライターズ」代表

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