漫画アシスタントの過酷すぎる日々とは?話題のインディー作家が語る | bizSPA!フレッシュ

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漫画アシスタントの過酷すぎる日々とは?話題のインディー作家が語る

 主要な出版社から新刊が次々とリリースされる人気ジャンルのホラー漫画。そんななかで、作者自身がインディーズの電子版として手掛けた町田ゾンビーズ』という作品が熱い注目を集めている。

町田ゾンビーズ

『町田ゾンビーズ』

 東京都町田市を舞台に、作者をモデルにした主人公が、ゾンビの世界で右往左往しながら、人間たちの愚かさやおかしさに翻弄されていくこの作品。画力に加え、「(主人公に対し)自分を見ているようでツラい」と共感を呼ぶ内容が支持され、今やAmazonのホラー漫画売れ筋ランキングでは、大手出版社のヒット作と並び、常時ランクされている。

 そこで今回は、作者である漫画家のイマダリュウジさん@MachidaDead)に、この作品の魅力から、電子出版に踏み切った理由やこれからの展望までの話を聞いた。前半の記事では、漫画家になるために苦悩し続けた日々や、新たな道を切り開くまでのお話を紹介。また、このインタビューと共に『町田ゾンビーズ』の第1話を特別掲載する。

【マンガ】⇒『町田ゾンビーズ』の第1話を読む

毎月のように『ジャンプ』に投稿

──イマダさんは、福岡県のご出身なのですね。その頃から、漫画家の新人賞に投稿をされていたのですか?

イマダリュウジ(以下、イマダ):そうですね。19歳ぐらいですかね。毎月のように『週刊少年ジャンプ』に投稿していましたけど……箸にも棒にもかからないような状態で。

──世代的には、かなり『ジャンプ』が盛り上がっている頃ですよね?

イマダ:ちょうど、『ドラゴンボールZ』で悟空がフリーザと戦っている頃でしたね(笑)。言い訳にしちゃダメなんですけど、他にも面白い漫画家さんの連載がたくさんあったんで、投稿しても読んでもらっていなかったんじゃないかな。

──それから就職はせずに?

イマダ:全く考えていなかったですね。でも、ずっとブラブラしているワケにもいかないので、漫画の専門学校に入学したんですよ。

投稿に区切りを付け、漫画アシスタントに

町田ゾンビーズ

その名の通り、町田が舞台だ

──漫画をイチから学び直そうということですか?

イマダ:というより、漫画家のアシスタントになろうと思いまして。むかしから、絵には多少の自信があったので、有名な漫画家さんのもとで勉強したほうが良いのかなと。だから、漫画学校の方には悪い言い方になっちゃいますけど、アシスタントになるための手段として入学しましたね。

──では、あまり授業には身が入らなかったのではないですか?

イマダ:いえ。やっぱり、腕試しじゃないですけど、自分に力があるのかを知りたかったので、課題は一生懸命にやりました。自慢じゃないですけど、毎回課題は100点でしたよ(笑)。そういうのが自信になって、半年ぐらいした頃に、『喧嘩ラーメン』(日本文芸社)や『極道ステーキ』(リイド社)などのヒット作がある、故・土山しげる先生をご紹介していただき、上京しました。

町田ゾンビーズ

町田ゾンビーズ

東京都町田が舞台。何気ない1日が、突如、ゾンビの世界に。作者自身を主人公にしたパラレルワールド。さまざまな人間模様を描く

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