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「家賃は2人で8万円」海外ノマドワーカーたちの“充実ライフ”。物価安を味方に

学び

 近年、コロナ禍のテレワーク推奨で、住まいを転々としながら働くライフスタイル、「デジタルノマド」が増えている。そこで、都会・地方・海外でノマド暮らしを実践している方を取材。

ワーケーション

※画像はイメージです

 今回は、海外でノマド生活を漫喫している3人に取材をおこなった。海外でのノマド生活はさらに常識を覆す。月20万円以下でできる自由な生活を実現しよう!

コロナで仕事が激減を機に外国を転々

生活費20万円以下[ノマドワーカー]の現実度

「海外暮らしはコスパ重視。タイはあと3年くらいいてもいいかも。ここで子育てするのも考えています」(namiさん)

▼namiさん(24歳)
ノマド歴 2年半
職業 動画編集・翻訳
月収 40万円(米・動画編集翻訳が5万円×2、3.5万円/日本・動画編集が10万円、5万円、3万円、1万円×5、8000円×5)

 namiさん(24歳)は、コロナが転機になったという。

大学卒業後、オーストラリアでワーキングホリデーをしていたのですが、コロナで仕事が激減。そこで、大学で習得した動画編集のスキルを生かしてオンラインの働き方に切り替えました。これなら世界を旅しながら働けると思い、一昨年からアメリカ人の夫と外国を転々としています」

タイはコスパ抜群!世界中からノマドが集まる

生活費20万円以下[ノマドワーカー]の現実度

 入国審査をスムーズに通るにはワクチン接種が必須だ。そのため、すぐに接種が可能だったアルメニアへ飛び、そこからフランス、米国、アルゼンチンなど8か国へ渡航。多くの国を渡り歩いた中でも、断然暮らしやすかったのは現在住んでいるタイだという

「住居や食事など金銭面でのコスパがとてもいい。週1で部屋の清掃が入るサービスアパートに住んでいて、家賃は2人で8万円。ジム、コワーキングスペース、屋上プールまでついている。世界中からノマドが集まっていますよ」(namiさん)

▼月々の生活費
家賃 8万8000円
食費 2万9000円
交通費 7500円
通信費 1500円
交際費 7500円
合計 13万3500円

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