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実践的な「Excel時短テク」。煩雑な数値検索も簡単にできるように

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 エクセルにはさまざまな集計に使える関数がたくさんあります。最も基本的なSUM、COUNA、AVERAGE関数と、それらを応用した関数については以前の記事[集計作業が快適になるSUM以外の便利な関数]で説明しました。

関数

画像はイメージです

 私は、株式会社ビジネスウォリアーズ代表取締役として、業務生産性向上やデジタル化推進、リモートワーク化などの案件を手掛けています。さて、今回は「実践の集計作業でよく使う関数と使い方」をお伝えします。

選択範囲の積を求めるPRODUCT

 対象範囲の数値の合計を求めるSUM関数はよく知られていますが、実は対象範囲の数値の積を求める「PRODUCT関数」というものがあります。こちらは複数のセルの数値を掛け合わせて、その積を求めるという関数です。例として、商品販売データの表で見てみましょう。

関数

PRODUCT関数

 たとえばこの表でD4、E4、F4、G4、H4の5つのセルの値の積を求める場合には、「=D4*E4*F4*G4*H4」という数式でも可能ですが、「=PRODUCT(D4:H4)」と記述することでスッキリとまとめられます

選択範囲の積の合計を求めるSUMPRODUCT

 続いて「SUMPRODUCT関数」です。こちらは掛け算の結果を合計する関数です。PRODUCT関数で掛け算の結果を出し、それをSUM関数で合計することはできますが、SUMPRODUCT関数は、それらの計算を1度に完了させてしまう優れものです。それでは先ほどのデータを用いて使い方を見てみましょう。

関数

SUMPRODUCT関数

「=SUMPRODUCT(D4:D17,E4:E17,F4:F17,G4:G17,H4:H17)」と記述することで仕入単価、掛け率、販売数量、大口販売割引、長期取引割引のデータの同じ行の値を掛け合わせて、その合計値を表しています。

 D4:D17の範囲の1行目のデータと残りの対象範囲の1行目のデータを掛け合わせて、次にD4:D17の範囲の2行目のデータと残りの対象範囲の2行目のデータを掛け合わせて……というように、指定した範囲の同じ位置にあるデータ同士を掛け合わせて合計するという処理です

 なお、その特性上、カンマで区切られた範囲同士のセルの数が同じでないとエラーになってしまうので気を付けましょう。

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