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往復6万円からの「夏休み海外旅行」。帰国後の検査がいらない手段も

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証明アプリの使い方を詳しく解説

上海空港

 帰国までに入力する項目は4つで、うち出発前にできることは3つあります。1つ目は「質問票WEB」への登録です。帰国便を登録するのですが、帰国便の機内での座席番号が必要となります。ツアーなどで座席番号が決まらない方は、出発後の登録になります。入力の締め切りは日本へ到着する時間の6時間前まで。

 2つ目は「宣誓書」の登録です。これは入国時に遵守すべき内容に同意できるかどうかを入力します。ここまでの入力では、画面は赤色になっています。

 3つ目は「ワクチン接種証明書」の登録です。別途、接種証明書アプリの内容を写真として残しておけば、ここではワクチンの種別と接種日を登録し、アップロードするだけです。これが承認されると画面は黄色になります。

準備しておけば入国審査がスムーズに

 最後の項目は、日本出発後に帰国前72時間以内に現地で行ったPCR検査証明書の登録です。添付で送られてくる証明書や紙の証明書を写真として登録し、アップロードすると審査に入り、内容に問題が無ければ審査後に画面は青色へと変わります。

 この画面を帰国便到着後に入国検疫官に見せます。この画面の色が青色に変化するのは見ていて気持ちがいいものです。日本政府が、帰国を承認してくれているということになるからです

 ここまで用意しておけば、帰国後の検査を要求されることもなく、ほぼコロナ禍前と変わらないスピードで入国審査を終わらせることができます。以前はその後、公共交通機関の利用はできませんでしたので、専用車両の手配などが必要でしたが、現在はそれも必要ありません。

 今回、紹介した渡航先の場合、帰国後の隔離も必要ありません。

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