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往復6万円からの「夏休み海外旅行」。帰国後の検査がいらない手段も

暮らし

 2022年夏はコロナ禍が継続中なものの、渡航制限の緩和で海外に行きやすくなりました。お盆時期についてANA、JALともに予約状況の発表を行っており、国内線よりも国際線の予約率が高くなりました。

旅行

画像はイメージです(以下同)

 実際の海外渡航を想定し、夏休み後半にどこへ行くのがオススメか、航空会社勤務歴がある航空ジャーナリストの筆者がお知らせします。また、コロナ禍で新しく渡航に必要となったアプリの用意など解説します(※以下の渡航情報はすべて2022年8月1日現在)。

検査証が必要な場所はパス

 ワクチン3回目接種者が日本で6割を超えており、接種済であることを前提に、渡航先を探しました。加えて、航空券の安い場所であれば行きやすいことを考慮して、探し方をお教えします。欧米に向かうと往復の航空便で3日間拘束されてしまいます。今回は、比較的短・中距離なアジア・オセアニア諸国へ行くことを想定してみました

 まず、隣国の台湾、中国。こちらは現在査証が必要なため、観光での渡航はまだ先の方がいいでしょう。2022年8月1日現在、出発前に日本でPCR検査を行い、陰性証明書の取得を行う必要はなくなり、渡航へのハードルが下がりました。

 残るのは、日本政府が求める帰国時に復路便出発の72時間前までに渡航先で受けたPCR検査の陰性証明書の提示が必要となります。これは全ての国で求められる条件なので、避けられません。これがまだコロナ禍前とは違う旅行条件になります。

激安航空券の探し方

ハノイ

ハノイ中心部西湖ほとりのカフェ(筆者撮影)

 海外航空券を探せる「Skyscanner」をスマートフォンにダウンロードして検索してみましょう。出発地空港を入力し、目的地は「すべての場所」を選んでみると、安い目的地順に検索結果が表示されます。

 8月下旬の出発を想定し、検索するとベトナム、マレーシア、シンガポール……と表示され、日程を変えるとここにオーストラリアが入ってきます。

 ホテルも必要であれば、目的地を頭に入れて「エクスペディア」のアプリでダイナミックツアー(航空券とホテルの同時手配)を予約することができます。一例では、ベトナムのハノイの3泊でホテルにこだわらなければ新興エアラインのバンブーエアウェイズの直行便を選択し、往復6万円台から行くことができます。

 バンブーエアウェイズはホーチミンには飛んでいないので、乗り継ぎになるので、安く快適に行くならハノイ一択になります。

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