吉田凜音21歳が明かす「本当の音楽を教えてもらった」“神様”との出会い | bizSPA!フレッシュ

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吉田凜音21歳が明かす「本当の音楽を教えてもらった」“神様”との出会い

 ソロ、バンド、ラッププロジェクトでも活動している吉田凜音さん(21)。アーティスト業のみならず、W主演を務めた映画『ヌヌ子の聖★戦 ~HARAJUKU STORY~』(’18)などで印象的な演技も見せており、出演中の映画『猫と塩、または砂糖』が現在公開中です。

吉田凜音

吉田凜音さん

 若手映画監督の登竜門である「PFFアワード2016」でグランプリを受賞した小松孝監督の長編映画デビュー作で、突如一緒に暮らすことになった家族2組による、独特な空気感を放つホームコメディです。

 実の父親のためだけの「永遠のアイドル」として生きて来た少女・絵美を演じた吉田さんに、本作出演について、吉田さん自身に影響を与えたFukaseさん(SEKAI NO OWARI)との出会い、さらに「自分、最強と勘違いしています(笑)」というメンタル術について聞きました。

脚本を読んで「なんだこれは」

猫と塩、または砂糖

『猫と塩、または砂糖』(C) 2020 PFFパートナーズ(ぴあ、ホリプロ、日活)/一般社団法人PFF

――すごく面白かったのですが、どうにも説明のしづらい作品です。

吉田凜音(以下、吉田):そうですよね。私も脚本を最初に読んだとき、登場人物それぞれのクセが強すぎて「なんなんだ、これは」と思いました(笑)。私が演じた絵美は“真っ白なお父さんの中のアイドル”という存在で、それって何? というところから始まりましたが、現場に入ったら意外と馴染めたんです。でも、完成した作品を観たら「なんなんだ、これは」と最初と同じ気持ちになりました(笑)。

――登場人物たちは自分をクセが強いとは思っていないでしょうからね。主人公の、30歳のニート・一郎(田村健太郎)は、監督を投影した存在ということですが。

吉田:小松監督は、初めて会った人種でした。誰もつかめていませんでしたね。一郎を演じた田村さんは、私よりずっと多くの作品を経験されているので、いろんな監督さんにも慣れているでしょうし、コミュニケ―ションを取るのも上手だと思うのですが、それでも困っていました(笑)。

第一印象では「怖い」と言われることも

吉田凜音

――そんな小松監督から、絵美役でオファーが来たわけですが。

吉田:小松監督は、絵美にちょっとでも照明が当たっていないとすぐにカットをかけていました。とにかく絵美には“白い存在”であってほしかったようです。今回、オーディションではなくオファーでした。絵美は独特な雰囲気を持っていますが、私と重なる部分を感じてもらえたのかな。私も、わりと感情を表に出さなかったりするので、第一印象は「怖い」と言われたりします。友達と一緒のときは違うんですけど。

――絵美はお父さん(池田成志)からの教育もあって、「考える」ことをシャットアウトして悩まないように生きてきたように映ります。吉田さんも第一印象では「怖い」と言われることがあるそうですが、実際の絵美はどうだと?

吉田:一郎さんの一家に会うまではお父さんの言うことが絶対で、「パパ、パパ」とサラっと何も考えずに生きてきたと思います。でも、一郎さんと出会って、いい意味でパズルが崩れていって、自分の中身がどんどん溢れ出てきて、感情が露わになっていったと感じました。

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