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「日本一バズる公務員」が地元のヒット商品発掘を“よそ者”に任せるワケ

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小さな失敗、予想外の展開は日常茶飯事

しんじょう君

しんじょう君をアテンドするある日の守時健さん

 こうした形で人的リソースを割きながら、トライ&エラーを繰り返していきました。「この時期に掲載すれば当たる」、「このストーリーなら人の心を動かせる」と思っていたのに予想より売れない。そんな予想外の展開は日常茶飯事です。小さな失敗は人に言わないだけです。当時、誰にも言わなかった失敗をご紹介しましょう。

失敗①「尾頭付きの鯛2匹セット」
【教訓】……頭付きの魚は売れにくい!

 尾頭付きの鯛なんて縁起がいいし、都会のスーパーには並ばない代物だから「いけるでしょ!」と思っていました。しかし、都会の人は鯛を捌いて食べないですよね。マンションの狭い台所で鱗取りをするなんて嫌ですし、私はやり方すらわかりません。

失敗をもとに基準点に戻ることが大切

失敗②「鍋焼きラーメンのセット」
【教訓】……B級グルメは地元に行って食べる!

 須崎市名物のB級グルメとして推している『鍋焼きラーメン』。これも「いける!」と思いましたが、都会のキッチンで自作したいメニューではなかったようです。そもそも、都会にはラーメン屋の選択肢が圧倒的に多いので、わざわざ自宅でB級グルメをつくて食べたいというニーズがないのでした。

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 頑張ってもダメだったときは、その理由を分析して反省点を次に生かすよう努力しています。とくに食品に関して売れない理由を分析する際に「私みたいな下の下くらいの料理しかできない人間ならどうする?」という基準点に戻ることが大切だと学びました。

 学生時代に中華料理店の厨房でバイトしていて、ひとり暮らしも長いので、キッチンにある道具くらいはなんとなく理解できます。でも、自炊は日常じゃない。このレベルの目線を基準にして返礼品を評価するのは間違いじゃないと思っています。

日本一バズる公務員

日本一バズる公務員

彼はいったい何をしたのか――。地域活性化の秘訣だけでなく、モノやサービスをバズらせる仕組み、公務員という枠組みにとらわらず、人生を楽しく、自分のやりたいことを仕事にする方法のヒントが彼の生き方から得られる

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