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元ユニクロ上席執行役員が明かす「恥ずかしい失敗」と「悩み相談のコツ」

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 三菱UFJ銀行や外資系コンサルティング会社を経て、ユニクロの親会社であるファーストリテイリングに入社し、当時史上最年少で上席執行役員まで上り詰めた神保拓也さん(41歳)。

神保拓也

株式会社トーチリレー代表取締役・神保拓也さん

 しかし、その2年後株式会社トーチリレーを設立。現在は90分間のトーチングで人の悩みに向き合うことを生業とし、2022年4月には初の著書『部下・同僚・チーム、あなたの心に火を灯す新常識 悩みは欲しがれ』(KADOKAWA)を出版。

 人は誰でも悩みを持っているものですが、このタイトルの意味に込められた神保氏の想い、そして「トーチング」とはどのようなものなのかについて本人に聞きました。

悩んでいる張本人より真剣に悩む

――トーチングをメインに会社を設立したとのことですが、そもそも「トーチング」とはどんな意味なのでしょう?

神保拓也(以下、神保):自分の中に答えがあってそれを教えるのが“ティーチング”で、相手の中に答えがあるからそれを引き出すのが“コーチング”ですよね。でも私がやっていることはティーチングやコーチングでもなく、悩みの中にこそ答えがあり、それを「一緒に探そうぜ」という“トーチング”です。

 相手の悩みを“相手の悩み”とせずに、まるで自分ごとと捉えて悩み相談に乗るスタンスで貫いています。お客様の声で多いのは「私の悩みなのに、なんで私よりも真剣に悩んでくれるの?」ということを言ってもらえます。心の扉を開いてくれないと、そこに火を灯せないんですよ。熱量で勝負しないと、相手の扉はなかなか開いてくれないので、私はいい意味で“憑依”という言葉を使っています。

 それぐらいの腹づもりと覚悟で人と向きあうようにしています。心の火が消えているという目に見えない社会問題を解決する一手として、地道な取り組みですが、私はこれが最善の取り組みなのではないかと思っています。

「悩み相談は本当におすすめです」

神保拓也

――トーチングしたお客さんの反応はいかがですか?

神保:ありがたいことに、毎回トーチングでお客様から感謝してもらえる結果が出ています。今日も感謝してもらえた、明日も感謝してもらい、この世に生まれてきた意味を毎日認識できる仕事だと思います。これほど幸せなことを思ったことはないので、悩み相談は本当におすすめです!

――悩みを相談してほしいと思っていても、相手は悩みを言いたくない人もなかにはいると思います。そういう場面でトーチングの手法を活かせる方法はありますか?

神保:相談者には「悩み相談したくても部下がなかなか悩みを相談してくれない」という悩みも多いです。自分の弱さをさらけ出す行為でもあるので、なかなか勇気を出さないとできません。部下が相談しづらい理由として「悩みを相談してもいいことがなかった」など過去の経験、「上司が忙しそうで申し訳ない」などの複雑な要因があると思います。

部下・同僚・チーム、あなたの心に火を灯す新常識 悩みは欲しがれ

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