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バカにしていたら骨折…上京女子がびっくりした地元と違う「東京の積雪事情」

コラム

 住んでみてはじめて分かることが多いのも東京の面白いところ。接点のない場所から出てきた人はなおさら驚くことが多いでしょう。

窓 女性

※画像はイメージです(以下同じ)

 さて、田舎よりも都会のほうが花粉症がしんどい……なんて話はよく聞きますが、森脇琴音さん(仮名・25歳)も、東京ではじめて冬を迎えた時、それまでの誤解が解けるような出来事があったそうです。

雪国育ちが感じる東京の不思議

 生まれも育ちも鳥取県の森脇さん。東京に住むまでずっと不思議に思っていたことがありました。

「冬に東京で積雪している映像がニュースで流れていましたが、『なんで1センチも積もっていなのに転ぶ人が多いんだろうと』と常々疑問でした」

 鳥取は日本海沿いで実は雪国。毎年、「東京の積雪」がまるで大ごとかのように報道されていて、慌てふためく都会の様子を観る度に友人たちと小バカにしていたとか。

「鳥取では少なくとも10センチくらいは雪が積もりますから。いくら雪に慣れていないにしても……と思っていました」

1センチの積雪で転んで骨折

雪 滑る

 上京した最初の冬、その年1番の寒さとともに画面越しに眺めていた東京の雪を体験する日がやってきます。

「雪には慣れっこなので、あまり心配せずに出勤をしていました。すると何もない交差点で転んでしまい、慌てて手を着いた拍子に利き手を骨折してしまったんです

 その時の都内の積雪もたった1センチほど。だからこそ、とても驚いたと話します。

「鳥取に住んでいた時でさえ、転んでけがをするようなことはなかったのに……。つい油断をしていたということもありますが、怪我をしてようやく東京の積雪が危険な理由がわかったんです」

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