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青山フラワーマーケットが駅で展開する深いワケ。画期的なディスプレイの秘密も

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 手土産が必要なのに用意しそびれてしまい、通勤の途中や、出先の駅で調達する必要がある……。そんな時に頼りになるのが「青山フラワーマーケット」だ。

青山フラワーマーケット

青山フラワーマーケット グランスタ東京店

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 同店が首都圏の駅を中心に出店しているのは、単なる利便性のみにはとどまらず、店舗の設備や陳列の仕方にもさまざまなこだわりがあるようだ。

 花を買う行為を「日常のものにする」という思いや同店の歴史、お店づくりのこだわりについて、運営する株式会社パーク・コーポレーション広報の酒井陽子さんに話を聞いた。

駅を彩る画期的なディスプレイの秘密

 青山フラワーマーケットと言えば、殺風景になりがちな駅が華やかに見えるようなディスプレイが印象的。そこにはどんな工夫があるのか。

「花にあまり馴染みのない方が購入してみようと思った時に、種類ではなく雰囲気や色合いで選びやすいように陳列を行なっています。多くの生花店では、種類ごとに花がまとめられていますが、弊社では色別に並べ、『色のかたまり』をつくってディスプレイしています。。アイキャッチとしても効果があるので、帰り際についつい店にひきよせられちゃうなんてこともあるかと思います。

 また、実際に飾っているイメージが湧くようなディスプレイも意識しています。それぞれの季節の旬の花を提案するマルシェコーナーでは1番おすすめの花を並べるだけでなく、その花に合わせやすいグリーンや枝ものを一緒に置きます。例えば、スイートピーの横にはハーブのミントなど『自宅でもこんな風に飾ったら可愛いな』と想像していただけるようにこだわっています」

昇級試験にもディスプレイの項目が

青山フラワーマーケット

陳列の高さも意識している

「あとは、陳列の高さですね。上を向いている花は下段に、逆に下から見たほうがきれいな花は上段にディスプレイするなどの工夫もしていて、レンガなど高さ調節できるアイテムをお店に充実させています

 注目を集めるためには、色だけではなく、高さや世界観まで考えながら作っていかなくてはいけない。

 それは当然、一朝一夕にできるものではなく、酒井氏によれば「社内の昇級試験でも必ずあるのが、ディスプレイの項目です。店内のスペースにいかに魅力的に花を並べられるかを採点します。時間制限もあり、店頭の手書きの黒板も効果的に活用できているかどうかも審査対象としています」と、厳しい試練を経た技量で私たちの目を楽しませてくれているのだ。

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