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彼女の言葉に転職を決意!コロナ禍で下した決断で手に入れた「2つのモノ」

コラム

 コロナ禍の影響で思い切って転職をした結果、以前よりもよくなったという人は少なくないようです。けれど転職を成功に導いた要因は、努力や下準備といった当たり前の行動かもしれません

料理男性

※画像はイメージです(以下、同じ)

 高校を卒業してからずっと飲食店で勤務し、いつかは自分の店を持ちたいと考えていた小谷大斗さん(仮名・27歳)。そのためにコツコツと貯金を続け、料理の知識も身につけていたのです。過去にはワインや料理を学ぶために海外へ渡ったこともあるなど、本格的な料理が提供できるよう準備を進めてきました。

コロナで勤務先が休業。目の前が真っ暗に

「でも、いよいよ自分の店をオープンさせようと具体的に考えていたときに、新型コロナの感染拡大のニュースが流れたんです。ほどなくして、勤務先は休業。目の前が真っ暗になりました。突然、収入がなくなるという恐怖。そして、飲食店をオープンするという夢も打ち砕かれた気持ちになりました」

 ただ、そのような状況になったからといって小谷さんは腐っていたわけでなく、店が再開したときのランチメニューを考えたり、感染症対策を守りながらこれまでの売り上げを維持していくための方法についてリモートでスタッフと議論したりと熱心に活動します。

「それでも、不安がなかったわけではありません。このまま勤務先が再開しても客足は戻るのだろうか?という不安もありました。そして、自分の店を持つことも難しいだろうという諦めの気持ちもあったのです。悩んでいた僕に、『勤務先が休業しているうちに、物件を探してみない?』と声をかけてくれたのは、高校のときから付き合っていた彼女でした

独立してオープン…苦しい時期も

閉店

 彼女は「いい物件が見つかったら、オープン準備をしよう」と言って、背中を押してくれたのだとか。しばらくはウジウジと悩んでいた小谷さんでしたが、奇跡的にも理想どおりの貸物件と巡り会い、契約。休業中だった勤務先には事情を話して退職し、店をオープンさせたのです。

コロナの影響で、オープン早々に休業や営業短縮となり、お客さんがゼロという日もありました。けれど逆に、これがよかったようです。コロナ禍でお客さんが少なかったため、お客さんとじっくり話す時間が取れました。料理やワインについて聞かれても、丁寧に、そして知っている知識についても余談として伝えることができたのです」

 本来ならマイナスに作用するはずのコロナ禍が、小谷さんの知識を生かす時間を作り、会話が弾むキッカケになったのでした。そして、常連客となってくれた人も。さらに、小谷さんの幅広い料理やワインの知識に感銘を受けたという常連客たちが、料理やワインにうるさいという人を連れて来てくれることも増えたと言います。

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