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日本でも「違法じゃない」カジノゲームを楽しめるスポット

暮らし

 世界には196か所の国があります。そのなかでカジノがあるのは130か国以上といわれていますが、日本はそれらの国のなかに入っていません。こう書くと「カジノに関するニュースをよく観かけるのに……」という疑問が生じますよね。

 今回のテーマは「違法カジノと合法カジノの違い」です。

日本での「賭博」はもちろん違法

カジノ

画像はイメージです

 今の日本にはまだ、カジノを合法に運営する法律がはっきりとは定まっていません。2016年12月に「IR(Integrated Resort)推進法案」(通称「カジノ法案」)が可決されたのは記憶に新しいですが、具体的な話としてまとまるには、まだまだ時間がかかりそうです。

 東京オリンピックにカジノが間に合えば……という思惑もありましたが、このままのペースでは早くて2023~2025年くらいではないかと言われています。すべての人がカジノに賛成していれば、スムーズに話が進むのでしょうが、ギャンブルのイメージが強いカジノですから、当然、反対する意見も多数あります。

 とはいえ、日本でもカジノゲームを楽しみたいと思うユーザーは少なからず存在していますし、単純にゲームで遊ぶだけならば「違法」ではありません。そこに「賭博」の要素が入ってしまった途端「違法」扱いとなり、捕まってしまうのです

 ここでいう「賭博」とは「お金やお金の価値に相当する品物を賭けてゲームを楽しむ」ことを指します。お金であれば例え1円でも賭けてしまうと「違法」になってしまうので、日本では賭けずにゲームを楽しむほかないのです。

 どうしてもカジノでお金を賭けて楽しみたいのであれば海外のカジノへ行くことをオススメします。筆者もカジノ目的で海外へは年に10回以上渡航していますし、ときにはプラス収支で旅費が浮くこともあるので、やめられません。

近隣国でお金を賭けて遊びたいなら「韓国」

韓国カジノ

「パラダイスシティホテル&リゾート」のカジノ入り口。草間弥生さんの作品と筆者。

 日本から比較的近くて手頃なレートで遊べるのは韓国の仁川国際空港の近くにある「パラダイスシティホテル&リゾート」です。空港から20分に1本無料の送迎バスが出ていますが、歩いても15~20分程度なので、トランジットの合間にも立ち寄れます。

 ここはバカラ、ルーレット、ブラックジャック、ポーカー、スロットマシンなどで遊ぶことができるのですが、パスポートがないとカジノエリアには入場できません。韓国は一部の例外を除き、外国国籍を持たない韓国人がカジノへ出入りすることを禁止されています

 そのような取り決めがあることもあり、韓国のカジノ内は外国人が多く訪れています。このパラダイスシティは日本の企業すなわちセガサミーが資本を入れている関係があり、カジノ内では比較的日本語が通じます。

 バカラやブラックジャックなどは日本円で1000円くらいから賭けられますので、お小遣いの範囲でトライしてみてはいかがでしょう?

……えっ、高いですか!? 実はこれでも安いほうなのです。他所のカジノと比較してもシンガポールは5000円くらいから、マカオに至っては1万円からが最低賭け額なので、比較すればパラダイスシティが安価であることは明確です。

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