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TikTokで話題の早大卒芸人、「芸人になる」背中を押した母の”驚きの一言”

暮らし

 友達に代返(代理で出席確認の返事などをすること)を頼んだ男子大学生、煽り系就活生と圧迫系面接官などの「キャンパスあるあるネタ」や「就活ネタ」がTikTokでバズり、多くの注目を集めているお笑いコンビ「さくらだモンスター」のしょっぴーさん@syoppy110)。

しょっぴー

さくらだモンスターのしょっぴーさん

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 TikTokのフォロワー数は7万人を超え、一度見たら忘れないコミカルな表情とテンポのいい、あるあるネタを生み出す彼は早稲田大学創造理工学部卒という経歴の持ち主でもあります。なぜ高学歴でありつつも就職活動をせず芸人を目指したのか、キャンパスあるあるネタ・就活ネタが生まれた経緯、TikTokでの活動やお笑い芸人としての今後について、全2回に分けて話を聞きました。

お笑いの原点は「授業のあまり時間」

――現在コンビでの活動のほかTikTokで毎日、さまざまなネタを披露していますが、お笑いに目覚めたのはどんな時でしたか?

しょっぴー:高校2年生の時の話なんですが、保健体育の授業を持っていた先生がすごく適当な人で、授業の時間が余ることがわりとあったんです。それで突然、「暇だから何か面白いことをして」と言われたことがあって。

 それまで僕はギャグをやるようなキャラではなかったのですが、当時めちゃくちゃ好きだった芸人のたむらけんじさんのモノマネをしたらみんなが笑ってくれたんです。

 それで手応えを感じ、野球の小笠原(道大)選手が空振りした時のモノマネもしたのですが、そっちは全然伝わらなくてスベりました。でもスベったことすら快感で、そこから徐々にギャグをやるキャラになっていきましたね。それが自分のお笑いの原点だったと思っています。

きっかけは、大学生の頃に見たお笑いの世界

しょっぴー

――ちなみに、大学ではお笑いサークルなどに所属していたのでしょうか。

しょっぴー:いえ、大学ではお笑いサークルではなくイベントサークルに所属していました。イベントを企画したり、フリーペーパーを作る活動もしていました。

 僕が大学3年生の時の話なんですが、その年の夏号として発行する予定のフリーペーパーのテーマが「パワー」になったことがあって。記事を書くにあたってなにかいいアイディアはないかと考えていたら、ふと自分の人生の軸として「笑顔」があることに気づいたんです。

 高校時代にたむけんさんのモノマネがウケた時も、クラスメイトたちが笑ってくれていたなと思い返したりして。そこで出てきた「笑顔」というキーワードと、フリーペーパーのテーマ「パワー」をくっつけて「笑顔力」という造語を作り、「あなたにとっての笑顔ってなんですか?」と色々な人に話を聞いて記事を書くことに決めたんです。

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