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“朝ドラ”俳優・清水尋也がノマド暮らしの孤独な若者に「結局は理屈じゃなくてLOVE」

暮らし

「結局は理屈じゃなくてLOVE」

清水尋也

――清水さん自身は、理詰めで話すことは好きですか?

清水:話を早く片付けるには楽ですよね。でも人間は感情を表現するのに長けている動物で、だからこそ面倒くさいし面白い。僕は人間が好きです。人としゃべるのも好きだし、関わるのも大好き。

 僕も理屈っぽいときもあるかもしれないけど、基本的には感情は尊重すべきだと思います。それに理屈だけじゃない部分ってやっぱりある。特に女の子の言動とか。理屈で考えたらこうなんだけど、たぶんそうじゃないんだろうなとかありますよね。

 それにほかの人がやっていたら、え? と思うようなことでも、好きな子だったら可愛く見えたりとか。友達でも異性でも、仕事に対しても、結局は理屈じゃなくて愛情、LOVEです(笑)。

浅野忠信さんのアドバイスを受け留学

――清水さんは二十歳のときにロサンゼルスへ3か月ほど短期留学されました。そこから2年経ちましたが、いったん仕事を休んでの留学はいつから決めていたのですか?

清水:行くと決めたのは18歳のときです。Netflixの『アウトサイダー』という映画をやったときに、言語で悔しい思いをして。共演させて頂いた浅野忠信さんからも「英語をやったほうがいい」とアドバイスを受けたんです。そこから考え始めて、行くと決めたのは留学の1年前くらいでした。それで事務所に「行きたい」ではなく「行くので」とお話しして(笑)、スケジュールを調整してもらいました。

――事前に英語の勉強など準備をしてから行ったのですか? それともまずは行ってみようと。

清水:直接コミュニケーションを取って学べばいいと思って行きました。

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